ラーメンにドテ丼にゼリー。大好物三昧の食卓で日本酒春鹿を飲む。 | 大工の休み時間

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三島建設の2代目大工が書く日記です。
大工成分は少なめです。

こんばんは。

大好物尽くしの夕飯を食べました。

2代目大工の三島です。



それはお盆の最終日。

今日はみんなで大好きなものパーティー。


まずは長男の大好きな豚骨ラーメン。

このパーティーのためにお取り寄せしました。



博多ラーメン専用小麦粉「ラー麦」。

それを使ったこだわりの豚骨ラーメンだそう。

ふむふむ。

なかなか美味しそうです。



そして次女のリクエストはドテ丼。

いかにも岐阜な赤味噌の煮込み。

お気に入りな居酒屋さんの名物料理。


予約してお持ち帰りしてきました。




嫁さんのリクエストは焼きサバ定食。

色々とオカズが入っていてお得だそう。

コチラもその居酒屋さんで持ち帰りです。



そして私は王将の餃子。




……と、コレ。

やっぱりパーティーなら美味しいお酒でしょ!


いつも行く田中屋さんで買った日本酒。

超辛口の中取り純米酒「春鹿」です。




精米歩合60%と高め。



作っているのは奈良県奈良市の今西清兵衛商店。

日本酒発祥の地の地酒。


春日大社には日本最古の酒殿(さかどの)があるそう。

神社と言ったらお酒ですもんね。




そしてこの春鹿も春日大社と関係がある。


なんと元春日大社の神官がやっている酒蔵なんだそう。



春日神社で代々神官を務めていた今西家。

捧げ物として御神酒も作る。


しかし明治時代の神仏分離令で神官を辞職。

株式会社として酒蔵を始めたんですって。



なので酒蔵としては歴史が浅い。

でも実際の酒造りはメチャクチャ古い。



なにしろこの今西家。

平安時代からある由緒正しい家柄。

本宅は「春日大社南郷目代今西氏屋敷」として国指定の史跡。


平清盛とか壇ノ浦の戦いとか。

そんな時代ですもん。


ハンパない歴史感です。




なのでお酒の名前も由緒正しい。

春鹿の名は春日大社の伝説からきている。



色々アレコレ神々しいお酒。

コレは清い心で飲まなくてはいけませんね。




ではお酒をついで乾杯……


なんて言う間もない。

ラーメンとドテ丼にもう手を出している。

ふふふ。
大好物だもんねぇ。


ま、今日くらいはいいか。



では私も好物の餃子から。

安定に美味しい。

やっぱり王将の餃子は良いなぁ。



長女の食べているドテもパクリ。

ネットリとした牛スジの食感。
甘い赤味噌。


コレも美味い!



そして日本酒に合いそう!

よっしゃ、今だ。
春鹿もいただきます〜。


グイッと飲むと意外に飲みやすい。
超辛口なはずだけどそこまで感じません。

むしろキレが良く飲みやすいお酒。

なるほど。
コレが神聖な歴史ある味か。




……意外に普通だな。


もっと古臭い味かと思いました。
しっかり現代風の美味しいお酒。


ま、そりゃそうだ。

歴史がある。
ソレはいつも美味しいということ。

決して同じ味ということではありませんね。


大切な部分は残す。
でも時代に合わせて進化する。

温故知新、というヤツ。

このお酒はそんな印象をうけます。



もう一口飲んでからパンをつまむ。

コチラは嫁さんの手作りパン。


具は玉子、チーズ、ハム。

カルボナーラのパンだそう。


はぁ〜。


上手に作るもんだ。





またドテを食べて春鹿。


日本酒にはやはりコレか。

パンは悪くないけど相乗効果はない。


甘辛くて濃い味。

日本酒はやはりそんなツマミがいい感じ。



凄い勢いで好物を食べまくる長男長女。




そして最後は末っ子次女の番。

大好きなシャインマスカットが入ったゼリーです。

果物屋さんで買ったちょっと高級なヤツ。


見た目もキレイで次女も大喜び。



長女とはやや違う選び方。

オシャレさを楽しむのがいかにも次女らしい。



美味しい美味しいとモグモグ。


うんうん。

いっぱい食べてくださいな。





アレやコレや楽しい美味しい夕ご飯。



みんな違う食の好み。

ソレが一堂に会する豪華な食卓でお盆最後の夜をキッチリ締めくくった好物三昧と日本酒の春鹿だったのでした。