いつまで個展の準備をしているのかと妻からこごと。生原稿をそのまま展示するような個展ならそんなに準備は必要ないのだが、あれやこれやと展示の仕方やらテーマを愉しみながら半分遊んでいる。
個展の準備をしているとマンガの収入がないわけで、去年伝記マンガで挫折してからまったくマンガが描けなくなっているし描いていない。もちろん、新しく描いたものがないので発表場所を求めての営業もしていない。
マンガとは何なのだろう。どんなふうにおもしろいのだろう。まだまだどんなことができるのだろう。僕とはいったい何者なのかということが、つまりはそういうことになっていく。挫折から立ち直るために個展をするような感じが今の僕にはアルのだが……
もし、展示作品を欲しいという人がいたら、フォトショップ仕上げのものだけでも販売しようかと妻に言ったら、原画ではないものを買う人なんかいないし、そんなものを売ったら失礼よと言われた。たしかにそうだ。データ原稿はプリントアウトしてしか展示できないが、それは原画ではないわけで……
妻の意見は正しい。
そういえば、近くのシネコンで是枝監督の映画を観に行こうとさそったが是枝監督の映画はすきではないと妻には断られている。映画は、もうひとつだっただけに妻の判断は正しかった。何かにつけて妻の意見は正しいが、個展の準備は、まだまだつづけるのです。










































