昨日は、美浜町の公民館(図書館)で我が人形劇団の公演。たくさんの親子連れの方々が観に来てくださいました。
帰りに少し足を伸ばして遅い昼食。
巨大なクエが釣れておりましたなあ(笑)

 

ところで、弟が入院してしまいました。先日、弟に会いに大阪の守口市の病院まで行ったのですが、

往復7時間半かかった。遠い!

弟に会う時間は3時。大阪に着いたのが11時。時間があったので映画「関心領域」を観ました。

弟のことやらいろいろあって、仕事にも集中出来ずに眠れない日々が続き、疲れていたのでしょう、僕の席の周りを何人もの亡霊というか幻影というか、幻覚というか、通り過ぎていく。見た事もない人ばかり。

そういう幻覚を観ても不思議ではない映画ではあったのですが…。

やがて人の中に動物たちの幻影までが混じりだした。

自分の庭を思い浮かべる。そこから繋がるたくさんの死が、僕の体に絡みつく。

あちこちで終わらない戦争と人件弾圧。毎年15万匹も処分される犬猫たち。

害獣として処分されていく森の動物たち。

一部の人達の金儲けのために伐採されていく森の木々。

僕のアトリエが浮かんだ。

ここから僕は、弾圧され殺されていくチベットの人達のことを描いた。

森の中の動物たちのことを描いた。

共に生きることを描いた。

それで?それがどうしたというのだ。まだまだ描く事はあるのに、お前はなにをしている…

 

身動きも取れないまま気がつくと映画は終わっていました。