[みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入) -12ページ目

[みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入)

みさと天文台は和歌山にある紀美野町立の天文台です。友の会は星とみさと天文台を愛する人の集まりで、ボランティアで出張観望会を開催したり、天文台でのイベントを魅力あるものにする為に活動しています。 友の会に入会すると、みさと天文台の機関誌が毎月送られてきます。

今日は国立天文台若手研究者による研究紹介の天文教室がありました。

荒天で来場者が少ないのではと心配していたのですが意識の高い天文好きの方々が沢山来られました。

最前列で拝聴いたしました(笑)

色んな元素がどのようにして出来たのかを教えて頂き、その重さを実感する為に本物の金、プラチナ、アルミニウムなどを触らせてもらいました。

金とプラチナは高価なので紛失?しないか心配してしまいました(笑)

恒星にある元素を調べる為の分光器では・・・

実際に電球(晴れていれば太陽を調べる予定だった)の光を分光器で調べるのを実演したり・・・

ご自身の研究についてわかりやすくお話しして頂きました。

 

お話頂いた本間先生と参加頂いた友の会の会員1名に友の会から「お年玉」として

←ユーラクHPより

宇宙における質量の大半を占めながら観測されていない(仮説上の)物質であるダークマター(暗黒物質)を日本のハイテクを用いて袋に詰めたという噂の「ブラックサンダー・ダークマター」をプレゼントしました。

和歌山大学の富田先生のお話ではこれを食べると一時的に体内のダークマター・ファンクションが上昇するそうです。

また、ダークマターを体内に取り込むと「キャプテンハーロック」のように永遠の命を得られるという噂もあります。

毎月第2水曜に開催している紀美野町「星空サークル」です☆ 生活に星見(ほしみ)という新しい楽しみを加えませんか? 小さなお子さんからシルバー世代まで誰でも参加できます。冬の星ぼしがこれからの見頃です。でも、夜風がとっても冷たいです。暖かい服装で楽しく星を見上げましょう。お気軽にお越しください♪

日付 2017年1月11日(水)
時間 19時30分より21時30分頃まで
場所 紀美野町中央公民館2F視聴覚室
備考 申込不要、参加無料

↑先々月のサークルの様子
内容
季節に応じた話題をフレンドリーな天文台職員がご紹介したり、小型望遠鏡や双眼鏡を使って星の観望を行います。冬の有名どころ「すばる」や「オリオン座大星雲」にチャレンジしてみませんか?ご要望に応じて望遠鏡を操作していただけるミニ望遠鏡教室も行います。
話題提供
・今月のトピックス (山内)
・季節の話題など (矢動丸)


問合せ 紀美野町中央公民館(電話:073-489-5915)


1月の天文教室は国立天文台若手研究者による研究紹介・・・国立天文台で活躍されている若手研究者をお招きし、ご自身の研究についてわかりやすくお話しして頂きます。また研究の進め方や研究生活など、ふだんは聞けないお話も紹介します。


 日付 2017年1月8日(日)
 時間 午後2時より(およそ1時間を予定)
 場所 みさと天文台 月の館
 備考 申込不要、参加無料
 お話 本間英智(国立天文台 天文データセンター)
 演題 「ぼくらのからだは、星からできている - 星と元素の関係について -」
 概要
わたしたちの身の回りのものは、いろいろな物質からできています。空気は酸素や窒素、地面はケイ素や鉄、そして人間のからだは炭素やカルシウムなどからできています。これらは全部、夜空に光る星で作られました。物質と星の深い関係について、お話しいたします。

 

友の会から会員限定でお年玉をプレゼントする予定する。友の会の会員の皆さんは会員証をご持参下さい。殆どの方が顔パスなんでけどねぇ(笑)
ポスターはこちらでご覧いただけます。 (ポスターには会員限定のお年玉の事は書いていません)

明けましておめでとうございます。

 

今日は2017年最初の日を記念して普段より長めの1日です。

0.00115739%ほど・・・つまり1秒だけ長い1日です。

かつての1秒の長さの定義は、天文学的な定義に基づいていました。

1956年以前、地球の自転を基にして1秒は平均太陽日の86400分の1とされていました。

86400は24×60×60から来ています。

皆さんが乗っている地球は、凄く重たいから安定して回っていると誰しもが思っていたのですが高精度の測定ができるようになって分かったことは、地球は案外フラフラと不安定に回っているという事でした。
原因は表面の海水の潮汐摩擦などだそうです。

 

原子時計を基準に不安定な地球の回転を補正する為に時々うるう秒を設けています。

今回は今日、2017年1月1日でした。

この日、日本標準時(JST)を決定・維持している情報通信研究機構(NICT)が「うるう秒」を実施するので午前9時になる直前に“8時59分60秒”というのが存在して9時0分0秒になるのがいつもより1秒遅れます。

 

なぜ9時前にするのか?

って疑問に思ったのは私だけでしょうか?

答は簡単で、うるう秒は世界標準時の0時に世界一斉に行なわれるからで、日本は世界標準時の+9時間だからです。

 

地球の自転速度を長期に渡り測定してずれを補正する為にうるう秒を設けているので次回のうるう予定は未定だそうです。

今年最後のブログは先日和歌山市内で見た薄明光線(はくめいこうせん)です。
一般的には「天使の梯子」や「天使の階段」「ヤコブの梯子」「ヤコブのはしご」などと呼ばれています。
 ヤコブの梯子、天使の梯子という名称は、旧約聖書創世記28章12節に由来します。この記述では、ヤコブが夢の中で、雲の切れ間から差す光のような梯子が天から地上に伸び、そこを天使が上り下りしている光景を見たそうです。このことからやがて自然現象もそのように呼ばれるようになったそうです。
 でも、今回のはしご・・・天に向かっていて地上には天使は降りてくれませんねぇ・・・
 
天文現象もそうですが、気象現象もスケールが大きくて好きです。
この美しさを皆さんにお伝えしたい!
来年も頑張りますのでよろしくお願いします。

昨夜(今夜?)、今年最後の観望会がありました。

明日から年末年始の休館に入り、年始の営業は1月5日(木)からです。

 

今年も観望会のお手伝いに何度も行きました。

観望会で暗闇の中でお話しをしているので(お互いに顔が見えない)昼間に再会しても分からないかもしれませんが自分が知っている僅かな知識でも喜んで聞いて下さる方が居られるのは本当にありがたいと思います。

実際には難しい質問をされると天文台の先生に振るんですけどね(笑)

 

一年を振り返って本当に色々ありましたが天文台と関わって楽しい一年を過ごせたと思っています。天文台のスタッフの皆さん、友の会の皆さん、来館された皆さん、今年出会った沢山の皆さん、本当にありがとうございました。

今夜はそんな気持ちで天文台の芝生の上で冬の星座を眺めて来ました。

 

 

 

今週末はクリスマスコンサートで「天の川が見える本格カフェ」がパワーアップします!

桐蔭高校吹奏楽部の指導もされているSaxophone奏者の中川美保さんによるメロディアスな演奏をお楽しみ頂けます。
ムーディーなコンサートの後には、漆黒の夜空に煌めく満天の星空、そして、薫り豊かな本格コーヒーで、クリスマスイブの夜をお過ごしください。


日付:2016年12月24日(土)
コンサート:18時15分から19時15分

料金: 大人1000円(観望会チケット付き)、
天文台友の会の会員の方は、当日、500円のキャッシュバックがあります。
高校生以下無料、
電話でのご予約:073-498-0305
曲目
「愛のあいさつ」、「冬の星座」、クリスマスソングなど
カフェ:17:00頃から22時まで営業、有料(悪天候時も実施)
観望会:19:30~20:30(1回目)

     20:30~21:30(2回目)

参加費:200円
 低倍率(8倍以下)の双眼鏡をお持ちいただくと、より一層天の川の美しさに迫れます。
場所:みさと天文台
協力: 喫茶MADOKA、みさと天文台友の会
主催: みさと天文台、中川美保Xmasコンサート実行委員会

ポスターはこちらでご覧いただけます。

 昨夜、メガパーセク1月号の発送作業をしました。

メガパーセク(通称:Mpc メガパー)はみさと天文台友の会が発行している機関誌です。会員になるとこれが毎月送られてきます。

12月の中旬なのに1月号?

と思った方もおられると思いますが1月号だけは毎年20日頃に仕上げます。

実はMpcは紀美野町内の小中学校の子供たちにも配っているので終業式に間に合うように早めに作ります。

一般の会員の方々には元旦の朝に届くようにしています。

 昨日のメンバーは助っ人の津村さんと紺谷さん(二人とも友の会の会員さん)、世話人の北さん、奥田さん、森田さん、天文台の山内研究員とわたくし松本でした。

発送作業のあとはお菓子を食べながら1月のイベントの内容を確認したりしました。

お菓子と言えば・・・

山内研究員の東京出張のお土産に頂いた東京ばな奈の冬限定バージョン きら星「見ぃつけたっ」

やっぱりこれからは「星」やなぁ~と全員でアーモンドミクル味の東京ばな奈を味わいました。

12月もイベントが一杯で充実の日々が送れそうです。

毎月第2水曜に開催している紀美野町「星空サークル」です☆ アットホームな雰囲気ですので、星好きのお友達を作るのに最高の場所です。小さなお子さんからシルバー世代まで誰でも参加できます。すっかり寒くなりましたので、暖かい服装で楽しく星を見上げましょう。お気軽にお越しください♪

↑先月のサークルの様子

 

 日付 2016年12月14日(水)
 時間 午後7時30分より午後9時30分頃まで
 場所 紀美野町中央公民館2F視聴覚室
 備考 申込不要、参加無料

 

内容
季節に応じた話題をフレンドリーな天文台職員がご紹介したり、小型望遠鏡や双眼鏡を使って星の観望を行います。秋の星々だけではなく、冬の星々(すばる、オリオン座)が現れ、夜空で季節の移り変わりを実感できます。ご要望に応じて望遠鏡を操作していただけるミニ望遠鏡教室も行います。


話題提供
・今月のトピックス+α (矢動丸)

問合せ 紀美野町中央公民館(電話:073-489-5915)

ここ数ヵ月、ブログをさぼりっ放し!

半年間さぼりました。

色んな事が少しずつ片付いて少し心に余裕が出てきました。

ブログに書けなかった沢山の出来事はありますが終わったことは書いてもしょうがない!

「告知」をしなければ意味がない!

と改めて思っています。

 

今度の「太地月一直」の日は12月13日(火)です!

凄い天文現象なのに誰も気にしていない・・・

呼び名さえ無い!

それなら勝手に名付けてみんなに知らせなければ!

 

満月の頃(正確には少し前)日没の少し前に月が出ます。

西の空に沈む寸前の太陽と

自分(地球)と

東の空に出たばかりの月(ほぼ満月)がほぼ一直線に並びます。

以前、これをお月見のイベントの時に観て感動したので他の人にも観てもらおうと一人で拡散運動をやっています。

 

今度の12月13日、和歌山では月の出が16:27で日の入りが16:51です。

実際には和歌山の場合、南東側が山なので月の出は16:27より少し遅くなります。

また、太陽は四国の山に沈むので16:51より早くなります。

結果として10~20分間だけ「太地月一直」を楽しめるはずです。

 

みさと天文台で何分間観られるか実測したいと思っていますが、平日の夕方なので仕事の段取りを見ながら行けるかどうか考えます。

わざわざみさと天文台に行かなくても西と東が同時にみられる場所がある方は是非トライしてみて下さい。

 

太陽と地球と月がほぼ一直線に並んだ事を実感するのは言い知れぬ感動があります。

味わって欲しい!!