猛暑の東京を脱出。久方ぶりの岩壁を70歳前後の爺登山隊で挑む。奥穂高岳の頂上への岩稜を超えると、眼前にジャンダルムの垂直に聳え立つ岩壁が現れる。両壁が切り立つナイフリッジの馬の背を進むと、いよいよ垂直に近い核心部。意外とホールドがしっかりしているが、バランスを崩せば真っ逆さまだ。


一歩一歩慎重にステップを刻む。約2時間、ようやく頂上に達するると、大パノラマの絶景。穂高連峰、槍ヶ岳をはじめ北アルプス、中央アルプス、南アルプスの山々、八ヶ岳、はるかに富士山。台風が迫る中、慎重に下山。


そして翌週再び上高地へ。いつもは通過地点でしかなかったが、今回は大正池、田代池、明神池と涼風に吹かれながら、ゆっくり散策することができた。

