こんにちは
いつもご訪問、ありがとうございます。
親子の絆を深めて合格する子に育てる
中学受験メンターコーチ
石田勝紀ママカフェ認定ファシリテーター国際コーチング連盟認定コーチ(ICFJapan正会員)
一般社団法人フィールド・フロー認定コーチ
神西美佐です。
はじめましての方へ
今日は、LINEからのご相談にお答えいたします。
同じようなお悩みの方のヒントになりますように。
ある中学受験ママさんから届いたご相談です。
(内容を一部省略しております)
「こどもの有言不実行が悩みのひとつです。
私立中学受験する今年6年生女児、
特に算数が果てしなく基本が身に付いていないです。
こどもが行きたい中学がでて受験することになり、こどもの特性から自宅学習することになりました。
しかし、なにかと理由付けてあまり勉強はしません。
計画立てていることが進みません。
そもそも勉強する習慣が今までなかったのもありますが。 私も思考力を奪うような詰め込み勉強はさせたくなく、「嫌なら辞めればいい」と言うのに、
「そういう言葉聞きたくない!頑張ってる!やる!」
と言っても私から見たらあまりやらず。
(平日は1日1時間~2時間くらい。数問)
時間が足りないとイライラしてしまいます。
かなりがむしゃらに時間を惜しんでやらないといけない位置にいますが、もともと楽天的なのと興味のないことやワクワクしないことはしない性格なためか足取りは重いです。
正論をいくら述べたところで心に響かず
やると言ったのは本人なのに、私は辞めていいよと言ってるのに、なぜ態度は逆なの?? とイライラ。
私がもっとどっしりと構えて心をおおらかに、子どもが気持ちよくできるようにしたいのですが…
有言不実行が大っ嫌いなので困っています。」
ご相談ありがとうございます。
似たようなご相談がここ最近、相次ぎ、
5月はそんな時期なのかもしれません。
この4ヶ月、春の時期は変化か激しい時期です。
2月は、塾の学年が上がり、宿題も塾の時間も、試験の回数も増えてきました、3月は小学校の学年がおわり、春休み、春期講習へ、4月は新しい学年になりクラス替えや新しい教室、新しい委員会など、そして5月のGWがあり、ようやく子どもも生活リズムが落ち着いてくる頃、この4ヶ月は、変化の激しい時期でした。
変化は脳にじわじわとストレスを感じさせます。
小中高生、大学生も社会人も、メンタル不調が起こりやすい季節なので、親は十分に注意してあげてくださいね。
さて、本題に、
この子のように「中学受験する!勉強やる」と言ってはいるが、勉強しない、言葉と行動が伴わないことは、よくあることです。
有言実行!とは大切なことです。なのに自分で言った言葉をなぜ行動しない?と、もやもやしますよね。
正論をいくら述べたところで心に響かず
ここ、ポイントです。
子どもは感情の生き物です。理性、理屈では動きません。子供だけでなく、私たち人間は、感情の生き物。
ダイエットしなきゃ、とわかってても、ついパンケーキ食べちゃうし、
( ̄∀ ̄)
子どもを怒ってはダメだとわかってても、ついまた怒ってしまったり。( *`ω´)
受験するなら、塾の宿題こなすのは当然でしょう!
その通りです、が、子どもは「やるやる」と言いつつ、やらない…
これまで、子どものやるやる詐欺に、どれだけのお母さんが落胆したことでしょう。
(ToT)
怒ったところで、親子関係は悪くなるし、
怒って無理やりやらせても、結果、身についてなかったり、悪循環ばかり…
私も以前はそんなお母さんでした…。
もうどうしていいのかわからなーい!
(泣)
このご相談ママさんのいいところは、
「私がもっとどっしりと構えて心をおおらかに、子どもが気持ちよくできるようにしたい」
と、ご自身のありたい姿、具体的に自分が目指す母親像があるのです!素敵なお母さん!
大丈夫、余裕でそうなれます!
こんな素敵なお母さんになれたら、ママ自身も気持ちがラクになり、受験を子どもと楽しめたり、子どもにも良い影響があると思いませんか?
受験は、親として大きく成長させてくれる良い機会です。そのパーソナルセッションを私は提供しております。
5つの対処法
では、今日は、コーチング、石田先生メソッドから5つ、具体的な対処法をお伝えしますね。
1、子どもの感情を動かす
子どもの性格を見極めて、その子の感情を動かすようなアプローチをしましょう。子どもはまだ脳が成長期ですから、欲求を我慢して、自制心でもって、今やるべきことをやる行動がなかなかできないのですね。
中学、高校となるにつれて、それができるようになります。
小学生の場合は、お楽しみやご褒美を決めたり、また可愛い付箋やノート、文房具から入ったり、音楽をかけてのりを良くしてはじめます。
まずは好きな勉強や簡単なものから!
「一緒にやろう」という声かけもOK!
ご褒美は、何か買ってあげるとかではなく、できれば夕飯を豪華にしたり、好きなおやつを用意したり、好きなキャラクターのシールとかがいいでしょう。
2、子どものタイプに応じた声かけと勉強法
1にも繋がるのですが、お子さんとママのタイプは全く違うことがあります。
そうなると「なんでやらないの!?」と不思議でならない。子どものことがわからない!ということにもなります。
子どものタイプ、ママのタイプを診断して、タイプに応じた関わり方、アプローチ、声かけでやると、すんなりうまくいくことでしょう!
その講座が明日と、6月27日(月)に開催します。
外的動機付けと内的動機付け
人のモチベーションには2種類あります。
それがこの外的動機付けと内的動機付けです。
外発的動機付けは評価やご褒美、罰、強制的なもの、など、外部からの働きかけによる動機づけのことをいいます。
反対に、内発的動機づけはその人の内面からわきでるもの、興味・関心や意欲によるものです。
外的動機づけは、「(本当はやりたくないけど)仕方ないからやる」「ご褒美がほしいから、やる」
「行かないと怒られるから学校や塾に行く」というものです。これは手っ取り早く行動させるにはいいのですが、持続性がありません。
もう1つの内的動機づけの場合は、その人の内側から湧き出るものなので、好き!面白いからやる!やりたいからやる!興味がある!もっと知りたい!というものですから、親がほっといても勝手に自主的にやっていきます。これはなかなか勉強に繋げるのは時間がかかるのですが、一旦、火がつくと持続性があります。
では、この外的動機づけ、内的動機づけを、中学受験する子に当てはめて考えてみると、
3、やらざるを得ない環境をつくる(外的動機づけ)
例えば、子どもと年の近い大学生の家庭教師に来ていただいて、子どもと楽しく勉強してもらうようにするとか、塾の回数を増やすとか、塾の自習室に来るよう、先生から子どもに話してもらうようにします。
子どもも、やらざるを得ないようになると、その時間だけはやるようになるでしょう。
例えば、どうしてもダイエットが続かない時、ダイエット仲間を見つけて、毎日、一緒に運動するとか、一人ではもう無理!というとき、ライザップに大金はたいて入会する!とか、
(本当はやりたくないけど)やるしかない、という環境や人を整えます。
しかし、これでは本人もいつかストレスで爆発するかもしれませんね。先にも書いたとおり、人間は感情の生き物、楽しくないと人は続きませんから。
この外的動機づけから入りつつも、内的動機づけに結びつけていきます。
4、勉強をやりたくさせる(内的動機づけ)
お子さんは、最初から勉強嫌いではないし、中学受験すると言っている、塾にも行くのであれば、やっぱり何かしら成長意欲はあります。
お子さんが少しでも関心もっているものや、好きなことを勉強につなげるようにもっていきましょう。
我が家の娘の場合でも、やっぱり面白く教えてくれる先生から学ぶと、その科目や分野は興味もって意欲的に勉強していましたし、
歴史が大の苦手で、興味もなかったのですが、歴史漫画や歴史もののゲームを通して、歴史に関心がでて、そこからほっといてもどんどん歴史の勉強をするようになりました。
5、本気かどうか
最終的に、受験勉強をするかしないかは、ここに尽きるでしょう。
本気で受かりたい学校があるか、
中高生活をどんな場所で過ごしたい、
どんな部活に入りたい、
どんな夢を叶えたい、
この願望力こそ、子どもが本気で目標(志望校合格)を目指す原動力です。
これが引き出せるかどうか、小学生の子の場合、親力にかかっています。
お子さんが、「私、こういうこと大きくなったらやってみたいな」とか「将来、お医者さんなりたいな」と言った小さな小さな夢の芽を育てるのが親の役目かと思います。
人間は、本気になると周りが何と言おうとやります。行動します。
以上の5つ、ぜひ実践してみてくださいね。
どの話も、中学受験ママスクール4Blissの講座で詳しく学んでいただきます。
(現在、募集をストップしていますが、おそらく6月中にまた募集しますので、公式LINEか公式メルマガにご登録くださいね)
けれども、実はこの5つの対処法でもダメなことがあります。それはなぜかというと、
どんなに親が熱心に話したところで、
コミュニケーションは受け手(子ども)が決めるから、
親子関係、ママのあり方から伝えたいことが伝わってない可能性があります。
普段から親子のコミュニケーションを良くすることが、結局は、子どもが勉強に向かう一歩でしょう。
親子関係はコーチングで改善されます。
また個別相談やママカフェでお一人ずつ、ご相談にのりますね。
希望溢れる未来がある子どもたちのために
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中学受験メンタルトレーニング協会代表
国際コーチング連盟(ICF)正会員・認定コーチ(ACC)
神西美佐の提供するセッション/ワークは、
国際コーチング連盟(ICF)の定める倫理規定、行動規範に添ったもの、
(一社)フィールド・フローのコーチング6つの信念・あり方・スキル、
JADA(日本能力開発分析)協会 スーパーブレイントレーニング(SBT🄬)理論を
ベースにしております。
FNNプライムonnrai
「本番直前期に出すべき料理と親の心構え」
「本番直前期に出すべき料理と親の心構え」
AERA with Kids 中学受験体験談
9月号に掲載されました(2018年)
教育情報インターエデュの記事
「実体験から得たメンタルトレーニングとは」