子どもの環境を変えたいと思っている人の参考になるかもしれない本
登校しぶりの子どものために「よし海外に行こう!」と決断できること自体が、私とは感覚が違うのかもしれません
でもこの本は、海外に行くことをただ勧めている本ではありません
世の中には色々な学習方法、学校様式がある
ホームスクールも
インターに入ることも
私立に行くこともそのうちの1つ
「楽しい学校生活を送る」ことを求めて環境をどんどん変えていくことは日本では異質でも海外では当たり前だったりする
「学校に行くことが当たり前」
「友達と仲良くするのは当たり前」
「静かに授業を受けて当たり前」
「転校するのは親の仕事の関係でしょ?」
と思っている時点で
私の価値観は古いんだと気付かされました
この親子が凄いのは、異国の学校へ飛び込んだ行動力だと思うのです
金銭的に問題なかったと思われることや(この点は特に本に記載なし)、海外に知人がいたという点も大きかったと思いますが、どちらがあっても行動力がなければ実現しなかったはず
そして行動力だけではなく
子どもを見守るお母さんの深い愛情
心配のあまり口出しをしてしまう私は反省です
親はどーんと構えて見守るのも愛情の1つ、簡単そうで難しいですが…
娘の登校しぶりがあった時
我が家も山村留学とか考えましたよ
でも調べて終わり
結局行動にうつすことはできませんでした
さっきも書いたけど
この本は海外に行きなさい!転校しなさい!と言っているわけではありません
でも大人の中にある「当たり前だと思っていること」を疑ってみたら、新しい選択肢ができるんじゃない?ということを実体験を通して伝えてくれている、そんな本です
他には「英語はできると選択肢が広がる」というのを改めて感じる内容でした
海外の教育事情を知ることもできます
今のままでいいのかな?と思っている人や
海外の教育に興味がある方にオススメします
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