三頂山 〜 八丈岩山 〜 米崎バス停 | 高橋みさ子のブログ

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趣味のウォーキングを通して出逢った町や自然を
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(八丈岩山から瀬戸内海を望む 正面は豊島)

 

前回「児島半島 三頂山ロックガーデン」に続き、今回は三頂山から八丈岩山を経て米崎バス停まで歩きます。

 

 

 

 

国土地理院 電子地形図(タイル)(加筆は筆者による)

 

今回のルートを国土地理院の地図に記してみました。

 

それではスタートです!

 


 

 

 

まず、三頂山山頂から南に向かって降り始めてすぐの休憩所(2020年5月4日現在閉鎖中)そばに分岐点がありますので、左(八丈岩山方向)に進みます。

 

しばらく歩いて振り返ると三頂山、児島湾、備前平野が見えます。

 

 

 

 

 

三頂山から10分ほどで八丈岩山の山頂(280m)に到着します。

 

山頂が見えてきました。

 

 

 

 

 

山頂の様子です。

 

 

 

 

 

一等三角点「八丈ヶ岩山」。

 

国土地理院「点の記」によると、設置されたのは明治21年(1888年)とのこと。

 

 

 

 

 

標石に刻まれた字体も昔のものですね。

 

よく見ると「一等」の「等」は「等」(⺮ 竹冠)ではなく、「䓁」(艹 4角の草冠)。

 

「䓁」も「ひとしい」という意味があるのだそうです。

 

 

 

 

 

「瀬戸内海国立公園案内図」です。

 

金甲山から三頂山、八丈岩山にかけては瀬戸内海国立公園の園内とのこと。

 

 

 

「八丈岩山

 

 八丈岩山は、児島半島の東端に位置する標高約280mの山で、この山の名前は、八畳敷ほどもある大きな岩に由来しています。

 ご覧のように、奇岩怪石が連なり重なり合って、今にもくずれ落ちそうな感じを与え、おだやかな瀬戸内海とたいへん対称的で、独特な景観を作り出しています。

 この周辺では、アカマツ、クロマツ、ウバメガシ、コバノミツバツツジなどの樹木や、ウグイス、ツグミ、メジロ、モズ、ヒヨドリ、ホトトギスなどの鳥も観察できる自然の宝庫となっています。

    環境庁・岡山県・岡山市」

 

 

 

 

 

八畳岩越しに見た瀬戸内の島々です。(冒頭の写真)

 

 

そして、いよいよ下山です。

 

北尾根ルートと南尾根ルートがありますが、今回は南尾根ルートを取ります。

 

 

 

 

 

登山道や標識はよく整備され、危険箇所もありません。(振り返って撮影)

 

見晴らしのよい明快な尾根道が続きます。

 

 

 

 

 

東方向に児島湾入口が見えます。

 

 

 

 

 

コバノミツバツツジが色鮮やかに咲いていました。(振り返って撮影)

 

そろそろ見頃も終盤ですね。

 

六甲山(兵庫県)でもよく見かけました。(^-^)

 

 

 

 

 

視界が大きく開けた所では瀬戸内海が一望できます。

 

遠くに小豆島、その手前に犬島が見えます。

 

足元にも気を配りながら下っていきます。

 

 

 

 

 

右手の稜線に立石が見えてきました。巨大な花崗岩が天を突き刺すように直立しています。

 

棚引くような島影は豊島(てしま)です。

 

 

 

 

 

どんどん高度を下げ、八丈岩山から45分ほどで無事下山しました。

 

 

 

 

 

 

ここから米崎バス停までのルートです。

 

擬木の小橋を渡った先に分岐点があり、右(両堤池方向)に進みます。

 

 

 

 

 

 

両堤池の堤防を道なりに進みます。

 

一本道ですので迷うことはありません。

 

 

 

 


擬木の小橋から10分ほどで登山口に到着です。

 

 

 

 

 

登山口の地図です。

 

ここから北に200mほど進むと米崎(こめざき)バス停があります。

 

 

 

 

 

米崎バス停(両備バス 小串・鉾立線)です。バスの終点は岡山駅。

 

小串・鉾立線は本数が限られている上に、2020年5月4日は新型コロナウイルスの影響で特別ダイヤで運行されていました。

 

ご利用の際は必ず両備バスのHPで最新情報をご確認下さい。

 

(写真)岡山県岡山市・玉野市 八丈岩山  2020年5月4日撮影

 

(C)Misako Takahashi 2020