児島半島東端部に位置する三頂山(258m 岡山市)は、児島湾や瀬戸内海が望める絶景スポットです。
山頂には花崗岩の巨石が散在し、青々と茂る松と岩肌とのコントラストも美しく、しばし日常の雑事から解放されてのんびりと眺望を楽しみたくなるような場所です。
今回はそんな三頂山ロックガーデンからの眺望と山頂の様子をご紹介します。
それでは本題に入ることにしましょう。(^-^)
まず北西方向の眺めです。(冒頭の写真を拡大)
備前平野や児島湾、新岡山港(岡山市)と小豆島土庄港(香川県小豆郡土庄町)を往復するフェリーも見えますね。
右が新岡山港に戻ってきたフェリー、左が土庄港に向かうフェリーです。
北には吉井川が見えます。画面左の松の枝ぶりもいいですね。(^-^)
景色に見とれて岩から滑り落ちないようにしましょう。
東方向です。ここからは開口部は見えませんが、児島湾入口はこちらの方向になります。
南東には八丈岩山(280m)がそびえます。
低山ですが、周囲に高い山がなく、また視界が開けていますので実際の標高より高く感じます。
南西には瀬戸内の島々。正面に井島が写っています。
山頂の様子です。
コバノミツバツツジが色鮮やかに咲いています。六甲山(兵庫県)でもこの時季よく見かけました。
山頂の祠は朽ちかけていました。何がお祀りされているのでしょうね。
巨岩と樹木のトンネル。
さて、西には県道463号線(長谷小串線)、遠くに金甲山が見えます。
その県道463号線から三頂山を眺めたもの。
ここからは死角になっていますが、カーブの手前右に駐車場があります。
駐車場から三頂山への登山口です。
登山口には以前はトイレがあったようですが、更地になっていました。
2020年5月4日現在、トイレはありません。
登山口から山頂に至る途中の休憩所は立入禁止になっていました。
登山道から見た三頂山ロックガーデン。
岩の上に人がいるのがお分かりでしょうか?
拡大してみると、三脚を立てて何か撮影されているようですね。(^-^)
登山口の地図です。三頂山山頂まで1800mとのこと。
登山道はよく整備されていて危険箇所もありませんが、花崗岩が風化して砂利道になった所もありますので、トレッキングシューズがおすすめです。
筆者が兵庫県西宮市に住んでいた頃、六甲山系の芦屋ロックガーデンに登ったことがありました。
三頂山の景観も "ロックガーデン" の名に相応しいと考え、本稿では "三頂山ロックガーデン" と呼称し、ご紹介させて頂きました。m(_ _)m
(写真)岡山県岡山市南区阿津 三頂山 2020年5月4日撮影
(C)Misako Takahashi 2020