船形山-06/10 | カヌーイストなラガーマン

カヌーイストなラガーマン

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旅行記
以上を徒然なるままに書いています。

天気:晴れ

メンバー:ソロ→勇者キヨさん
旗坂キャンプ場駐車場07:00~旗坂キャンプ場駐車場13:30


前日イオンの駐車場でブログをアップしてそのまま車の中で休憩。
 
ただ、やはり明るく暑いので ゆるーく登山口へ移動。
 
とはいえ あまり登山口では車中泊したくないんですね。
 
なぜなら、あまりフラットじゃなく しかも山中なだけにネット接続が悪い。
 
そんな傾向があるので登山口手前にあるネット接続できる静かなところがいいんです。
 
良さそうな場所を探しながら登山口に向かうも。。。。
 
なかなか見つからず、結局そのまま林道をまっすぐ進んで登山口駐車場に到着。
 
暗くて怖いし、しかもネットは。。。。4本のうち1本だけがかろうじて。
 
諦めて寝ました。
 
そして朝起きると 案の定 誰も来てない。。。。
 
前日の焼石岳と全然違うな。
 
のんびり朝食をとって過ごしていたけど。。。
 
空が曇ってきました。。。
 
ま、こういうこともあるわなと、
 
ここから1時間程度で移動できてコースタイム2時間のちょっとお気楽な山、
 
「岳人」にも掲載されていた薬来山(やくらいさん)にでも行こうかと思い車移動。
 
ま、ここは機会があればまた来るかな(来ないような気がするな)。
 
 
一晩過ごさせてくれてありがとね。
 
 
気を取り直して車を走らせてると対向車が!
 
狭い林道で交差する際に窓を開けて、
 
「山 登るんですか?」と尋ねたところ、
 
「そのつもりです。わざわざ青森から来たんですよ。」と
 
なんとも爽やかな笑顔でご返答。
 
「誰も来なかったので諦めて他に行こうと思ったんですが、
 
よろしければ、距離置きながらご一緒していいですか?」
 
「全然いいですよ。一緒に歩きますか」
 
おーーーーー   なんと勇者登場です。
 
私のソロ登山ってこういうパターン多いな(笑。
 
勇者登場を待つこと、今まで幾度とあったことやら(笑。
 
最近では積極的にナンパしております(男性相手限定)。
 
 
勇者が先行されたあと、準備を済ませて出発。
 
登山口にはNo.30、山頂はNo.1 と30分割されてます。
 
(「岳人」2025年6月号 参照)
 
 
ブナ林の中をてくてくと。
 
勇者に遅れをとらないように必死に歩いてます。
 
勇者のクマ鈴と私のクマ鈴が、
 
ハンドベルの音色のように山中を奏でます。
 
勇者のクマ鈴が聞こえなくなると、
 
遅れていると思い申し訳ない気持ちでペースアップです。
 
もはや登山じゃないですね(笑。
 
私、一人で勝手にストーリー作って妄想するのが好きなんです。
 
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20  あー もうめんどくさい。
 
実は。。。私 めっちゃ神経質で先読みするタイプなんです。
 
本当はその場その場で対処しながら生きていきたいんですが。。。。
 
時々 自分のちゃんとしてる感じが嫌になり、
 
もうええやんってテキトーになるんですけどね。
 
しかもこの番号のせいで 登山の面白味がなくなってるような気が。
 
事故などの場合は位置情報を知らせるのに
 
この番号が目安となるんでしょうけど。。。
 
でもこの20まで来たってことは全体の3分の1、そしてかかった時間は1時間。
 
登頂は3時間くらいかな、と計算してる自分がまた嫌になることも(笑。
 
 
ほどなくして勇者に追いつくことに。
 
ここからは勇者とご一緒させていただくことに。
 
 
瓶石沢に。 ここまでは割と平坦でした。
 
 
升沢小屋に。 とても綺麗な小屋でした。
 
 
小屋の左側を。
 
 
沢そのものが登山道で しばし楽しく涼みながら。
 
 
ただ。。。雪渓がたくさんで、
 
 
目の前で がさっと大きく雪渓が崩れ。。。
 
 
慎重に進みます。
 
 
そして長めの雪渓を直登。
 
 
更に急坂を登り
 
 
千畳敷に。 平坦な場所でホッとします。
 
 
雄大な東北の山々
 
 
月山も綺麗に見えました。
 
 
山頂にある山小屋
 
 
登り始めて3時間半。 升沢小屋からの登りに時間がかかりました。
 
 
山頂にある避難小屋でしばし食事休憩。
 
勇者ともいろんな話ができて楽しい。
 
ソロで東北エリアを中心に登山をされているらしいです。
 
私よりも年下かと思いましたが。。。。なんと6学年上でした。
 
全然見えねえー。若いなあ。
 
 
下りは千畳敷から蛇ヶ岳経由で。
 
 
ちょー歩きやすい稜線でさくさくです。
 
 
蛇ヶ岳に。
 
 
振り返ると さっき登った船形山が。
 
船を逆さにした形っていうことが一目瞭然。
 
 
そして。。。ここからがなんとも大変な登山道でした。
 
 
雪渓と雪解け水でグッチョグチョの道。
 
 
ルートがわからない雪渓歩き。
 
 
そんな中での水芭蕉。
 
 
沢の中をバシャバシャと。
 
これはこれでアドベンチャーな感じで楽しかったです。
 
とても頼り甲斐のある勇者がいてくれたからこそです。
 
 
やれやれと鳥居まで戻ってきましたが。。。。
 
この鳥居の意味って。。。 これより先の登りは大変なルートだから心してかかれよ、
 
っていう意味なんじゃないかなと。
 
例年以上に雪渓があるので、
 
これからはどんどん雪渓が崩壊するので気をつけて歩かないといけませんね。
 
 
ここからは登ってきた緩やかな登山道を淡々と下山。
 
無事に30まで戻ってきました。
 
これもペース把握してしまい、
 
1つ平均何分で下山してるからトータルで何時何分に下山できるなと、
 
考えてる自分がやっぱり嫌いです(笑。
 
 
駐車場まで戻ると我々以外の車が!
 
登ってるとしたら。。。今頃大変でしょうねと、勇者と少し心配を。
 
 
そして、
 
代替案として考えていた薬来山(やくらいさん)にやはり行ってみようかと思い、
 
勇者を誘ってみると、快諾してもらいました。

いそいそと片付けて スタート地点の「やくらいガーデン」へ。
 
続く。