大和葛城山-04/22 | カヌーイストなラガーマン

カヌーイストなラガーマン

川下り(リバーカヤック、ダッキー)
山登り(関西メイン)
ラグビー(最近は子供の練習)
鮎釣り
旅行記
以上を徒然なるままに書いています。

天気:晴れ
メンバー:KAZUYO'G4

阿部野橋駅08:30~阿部野橋駅18:00


いつもナラヨシからの帰りに車で通る葛城山の麓、

ロープウェイ乗り場の案内掲示板が気になってました。

どんなところなんやろか?

ってことで 阿部野橋駅から御所駅、そしてバスを乗り継ぎやってまいりました。

スタートは葛城山ロープウェイ乗り場です。
 


くじらコースを選択。

葛城川源流域に突入です。

しかし、この葛城川 あの悪名高き大和川の支流になるんですねえ。

「日本一汚い」という汚名を着せられてきた大和川ですが、

現在ではかなり水質が改善されているようです。

御所市役所前を流れる葛城川は、春には桜並木が満開でそれはそれは綺麗な日本の風景です。

それにここまで来ると 水はホントにきれいですね。
 


数年前の土砂崩れの影響か、ところどころ倒木が散乱でしてます。

まあこういう景色も好きなんですよねえ。
 


コースの名前にもなっている くじらの滝です。

滝の音が実に涼しげで、この日のように汗ばむ日には実に清涼感があります。
 


ロープウェイだとわずか10分ほどのところですが、2時間かけて登ります。
 


杉林にところどころ階段があり えっちらおっちら登ります。
 


崩れた階段があったりで それはそれで楽しい。
 


コース途中の 不動の滝を見に行こうとするが、

滝の手前で土砂崩れのあとがあり、音だけしか聞こえませんでした。
 


この杉林が日差しを遮ってくれるので、汗ばむものの それほど暑くはないです。

夏にも来れる山ですね。
 


枯葉交じりの登山道は、なかなかに踏みごたえがあり、

さながち砂浜を歩くような感じで、体力が消耗されていきます。

たまに現れる階段も まだまだ登らないといけないという気持ちにさせられ、

なかなかにしんどい。
 


ロープウェイの山頂駅までの最後の階段
 


標高が1000m程あるので、この日のように気温が高い日には 山頂は風が気持ち良く快適です。

ミツバつつじが綺麗だわー。
 


カタクリの花もたくさん咲いてます。

このカタクリ、 文字通り、茎が片栗粉の原料になっております。

ただし極少量しか採れないので今では使われておりません。

もっぱら 春の鑑賞用の山野草として人々の目を楽しませています。

ちなみに 花言葉は「寂しさに耐える」と、まるで私のことのようですわー。
 


13時頃に 標高958m 葛城山山頂に到着。
 


山頂からの眺めは格別です。

大阪平野を一望。
 


雄大な金剛山も くっきりです。
 



で、葛城山高原ロッジの名物、鴨料理。

鴨どんぶりをいただく。  いやー うまいわー。

宿泊施設も兼ね備えたロッジは日帰り入浴できる風呂も完備しております。

実際夕方からの登山客は、ロッジで風呂入って鴨鍋の宴会をするって言ってたなあ。

いやー 楽しそう。
 


帰りは下るのみで楽チンでしたわー。
 



歩いていると 登山道でマムシを発見。

先頭を歩いていた私が発見できてよかった。

距離をとって砂をかけたりすると、威嚇してたなあ。

冬眠から目覚めたマムシとは二度目の遭遇だわ。

噛まれたりすることはなかったけど、噛まれたり、虫に刺されたりといった危険と隣り合わせ

だということを自覚して装備を充実し、知識も得ていかないといけませんね。

気を引き締めるいい勉強になったなあ。