綾部の家を朝5時半に出発し、9時半にはなんとか待ちあわせ場所の
道の駅 ロックガーデン七宗に到着しました。
本日のコースは 飛騨川 飛水峡
川地図によると、飛水峡は勾配や個々の瀬はそれほどでもないが、とにかく狭い峡谷で、
洪水時は‘死の川下り’となる。 死の川下り... イヤだよ 楽しい川下りがいいよ。
しかも1~3mほどの落差の瀬が3~4箇所現れる (現れなくていいです...)
ラナパパさんの過去のダウンリバー記事と水量を確認しながらも不安を払拭しようと努めました。
まぁ全国的に渇水状態で この川もご多分に漏れず水量がないのでしょう。
ほっとしました。
今日は10人ほどのメンバーでダウンリバーということで回送などにも時間がかかり、
特に僕は 今回 初めてお会いするテツさんのバックする車に体当たりなんぞされてしまいました。
ふいの当たりでラグビー的にはナイスな当たりでした。
思わず笑ってしまうほど唐突でした。
今回ご案内していただける方は クリークカヤッカーのキョウコさんです。
なにやら各地の有名・無名問わずいろんな川に下っているということで、
なんとたくましそうな女性です。
さて今回 僕はアズマックスと彼のフネ(アキレス改)でダウンリバーです。
何故か周囲に なんか二人は合っている(なにかはなんとなくわかるようなわからないような)
といわれるくらいなので楽しく下り始めれました。
水量が少ないのでところどころスタックしながら進んでまいりましたが、
核心部の岩がらみのなんか複雑そうな流れのところに到着してしまいました。
うっわー えぐいなぁー なんじゃ こりゃ と松田優作ばりのおどろきのとこでした。
これはポーテージでしょ ですが皆さん真剣にルートを探っておりました。
行くんですね、やっぱり。
はぁぁぁぁぁ 行きますかぁ じゃあ。
もうこの日は車にあたられたのでもう怖い目にあうことはないだろうと信じ、
僕とアズマックスも向かいました。
一度目は見事 沈。
フネを担ぎあげ、再度挑戦。
で、やっぱり沈。
まぁ ですが おもしろかったですね。
この迫力はなかなか写真では伝わらないかもしれませんね。
で お昼休憩。
と我々。
あとは えぐい場所はそれほどないらしく、岩がらみの流れをコースをとりながら
くだっていきました。
いよいよ飛水峡に突入です。
ここの甌穴群は 国の天然記念物に指定されているほどで 川からの眺めはまさに絶景でした。
飛水峡をすぎるとゴールまで長い瀞場が続くのかと思いきや、
支流の神淵川が合流し水量は増しており、ホールを形成している流れなどができておりました。
近くにいくまで気がつかなかったのですが、
あわや沈という事態になりかけましたがなんとか無事通過。
後ろを振り返ると 常々、‘川をなめるやつ嫌いやねん’というカイチョーさんと義理妹さんが
沈、 川...なめてるやん
と突っ込みたくなるほど見事な沈でちょっと笑わせていただきました。
その後は何箇所が気持ちのいい流れのとこをくだりゴール。
プットアウト地点では 日本最古の石が発見されたとのことです。
約20億年前に発見されたらしいとのことで、日本最古の石博物館なんてなものもありました。
かつて‘石’博士だった私としては若干の興味はあったものの、温泉欲と食欲を満たしたい
思いで泣く泣く立ち去ることに。
まぁなんにせよ、かなり楽しい川下りではありました。
その後は温泉に入り、 産地(不明?)直送300グラムステーキ定食-980円を食し、
長良川の美濃橋へと移動し、キャンプしながら酒を飲んだり
アズマックスの恋の話などで楽しいひと時をすごせることがでました。