前回の続き。
待てども待てども、義母は来ない。
私「ねー、もう食べない?」
時刻は12時50分。一時間以上待っている。
夫「あと十分くらい待ちなよ
」
私「はーい
」
そうめんをみんなで、すすりながら、ふとかわくんに聞いてみたいことがあった。
私「ねえ、かわくん。おかあさんは友達いるのかな」
かわくん「え?母ですか?うーーーーん。いるにはいそうですが、、」
夫「父にも聞いてみたけど、いなそうだって言っててさ」
かわくん「そうですねぇ。俺が思うに、あんな調子じゃちょっと、難しいんじゃないかと思うんですよ」
夫「まあそうだよなぁ」
あんな調子。
約束をすぐ忘れてしまう。
身なりに気を使わなくなる。
そのへんか。。
義母の駐車
13時までには来ないかな、と諦めかけた時、義母の車が、我が家の前に表れた。
夫「あ、来た」
私「え?そこ停める?」
かわくん「えぇ~
」
一同「危ない危ない危ない
」
私「ちょっと、駐車かわってあげてよ
」
2人の兄弟は慌てて、外へ出た。
義母は、私の車のすぐ真横に前停めしようとしていた。
そこは、そんなにスペースがないのだ。
他にもっと別にスペースがあるのに。。
かわくんが、義母と運転を代わり、空いている別のスペースに停めた。出やすいように、前面を道路に向けて。
どうも、義母は駐車が苦手になってしまっているようである。。
お洒落な義母
義母がリビングへ入って来た。
私「新年あけましておめでとうございます」
義母「新年あけましておめでとうございます」
義母は、これ、と言って手渡されたのはお年玉だった。
私「ありがとうございます!」
正直、忘れていると思っていた。
いや、期待していなかった。
義母を見ると、綺麗な紫のダウンコートに薄紫色の毛糸の帽子を被っていた。
ダウンコートを脱ぐと、いつも履いていたズボンだったが、ほつれもなく、汚れもなく洗濯されたようだった。
ダウンコートを脱いだら、水色のカーディガンで、それも普通に綺麗である。
(夏場の服装はどれも薄汚れていた)
これは、ホテルニューオータニに行くために、新調したんだろうか。
しかし、身綺麗にしようと思えば出来るなら、やはり認知症じゃなくて、精神的なものなんだろうか?
もはやよく分からない。
まぁいい。
やっとお寿司が食べられる。
最初は、ホテルニューオータニイベントについて、義母に聞く予定だ。
どんな話が聞けるだろうか?
次回へ続く。
