こんにちはニコニコ

ミルミルですスター

3年前に双極性障害を発症した夫と、愛犬チワックスと一緒に暮らしています。


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今回の記事は『夫の双極性障害が判明するまでの軌跡』と題して、夫が少しずつ躁状態へ変わっていった時の様子をまとめた記事になっています。



この記事はこんな方にオススメです。


  • うつ病と診断されてるのに一向に良くならない
  • 双極性障害(躁うつ病)と最近診断された方
  • 家族や身近な人が双極性障害と診断された方


この記事が、何かの気付きや参考になれば幸いです。


そもそも双極性障害って何? 


本題に入る前に、そもそも双極性障害という言葉すら初めて聞く方も多いと思います。


私も夫が双極性障害と分かるまでは、全く知りませんでした。


ざっくり言うと、双極性障害躁状態うつ状態を繰り返す脳の病気です。


もう少し掘り下げると、ドーパミンの放出量によって、躁状態になったりうつ状態になったりします。



躁状態⇒ドーパミンが異常に放出されてしまっている状態


うつ状態⇒ドーパミンが減ってしまい、まったく快楽を感じることができない状態


上記の簡単な説明からも分かるように、双極性障害は“精神障害"と言われてはいますが、“心の病気”ではなく実際は“脳の病気”です。


休職2か月目〜うつ状態で寝たきり〜 


さて、ここから本題に入ります。

夫は2020年の10月下旬から休職することになりました。

休職当初は、ひどいうつ状態で全く表情がなく、ほとんどベッドの上で寝て過ごしていました。

それが12月末頃には、体調も随分良くなり、顔つきもとても穏やかになりました。


年末年始をとても楽しく過ごす事ができ、

これなら1月末には復職できる

と悠長に思っていました。

しかし現実はそう簡単ではありませんでした。

今思えばこれは軽躁状態のはじまりでした。


休職3か月目〜まるで別人?〜 

1月中旬になると、夫が急にものすごくイライラするようになりました。

そして、妙に他人の事を批判する事が増えていきました。

夫は元々、とても真面目で温厚な性格でした。声を荒げたり、人を攻撃するような発言をすることは今までありませんでした。

それが急に人を攻撃するような発言が増えたことに私はとても驚いていました。


さらに夫は、

「自分は賢い、才能がある、周りの人間は馬鹿ばっかりだ!」

と言うような発言をするようにもなりました。


当初は聞き流していましたが、どんどん酷くなり、私がそれを諌めるとさらにエスカレートしていきました。


一方で日によっては極端に自信をなくしている日もありました。


顔つきもどんどん険しくなり、とても苦しそうでした。


温厚で優しかった夫がどんどん別人に変わっていくようでした。


そんな状態だった為、1月末の診察で休職期間をさらに3ヶ月延長する事になりました。


休職期間が延長された事で、経済面での心配はもちろんありましたが、この頃は毎月【傷病手当金】が貰えていたので、


節約生活をすればなんとかなる!


と悠長に考えていました。


しかし


それが大きな間違いだったと後々激しく後悔することになります。

その理由は、こちらの記事にまとめてあります。



休職から4ヶ月目〜対人面でトラブル勃発〜 


休職から4ヶ月目には、イライラしている事が多くなり、攻撃的な言動が増えこんな事件が起こりました。 


  • 接触事故の被害者なのに警察に疑われるほど加害者に怒鳴り散らす
  • 保険屋の対応に不満を感じ裁判を起こそうとする
  • 役場での対応に不満を感じ職員に暴言を浴びせる


詳しくはこちらにまとめてあります。


それまでの夫には考えられない出来事の数々でした。


休職から5ヶ月目〜散財&借金&パパ活で別人になった夫〜 


3月の初旬〜中旬にかけて、散財行動が増して行きました。

新車のカーリース契約をしたり、Amazonやメルカリから毎日のように荷物が届いたり。


更には、頻繁に外出し大量の買い物袋を抱えて帰宅することもしばしば…。


この頃に、洋服が一気に20着ほど増えました。
  

節約しないと生活できないのに買い物しまくる夫の行動は、理解不能でした。


この頃は、まだ双極性障害と知らなかったので


休職中の身で収入も限られているのに、なんでこんなに買い物ができるの?

そんなに貯金を持っていたの?


それ以前に…


こんなに元気なのにうつ病なの?

もう治ってるんじゃないの?

治ってるなら早く復職してほしい。

と、毎日思っていました。


そして、さらに衝撃的なことが起こりました。

なんと、、、

夫のパパ活が判明!!


これは、私の人生で一番ショッキングな出来事でした。


私の方が、うつ病になりそうなほど、精神的ダメージが大きかったです。

危うく、人間不信にもなりかけました。

幸い、そうならずに済んだのは、周りの人たちの支えがあったからです。


詳しい内容はコチラにまとめてあります。



本当にうつ病なのか? 


こんな活動的な人がうつ病だとは信じられなくて、私はネットで色々検索しました。

うつ病 女遊び 
うつ病 元気すぎる

など…。


色々情報を読み漁っている中で、

双極性障害(躁うつ病)

という言葉に目が止まりました。


双極性障害!?
躁うつ病!?


初めて聞く単語に

うつ病とは違うの?

と疑問を持ち


そこで、詳しく双極性障害の症状を調べました。


症状を見て驚きました。

双極性障害の症状


・人の意見に耳を貸さない


・一方的に話し続ける


・次々にアイデアが出てくるが、最後までやり遂げることができない


・根拠のない自信に満ちあふれ、他人を見下す


・イライラしている事が多くなり、攻撃的な言動が増える


・買い物やギャンブルに莫大な金額をつぎ込む等の散財行動


・人見知りだった人が、初対面の人にやたらと声をかける


・堅実だった人が、性的に奔放になる(パートナー以外との関係を持ってしまう)



上記の症状が、すべて夫に当てはまっていました。


私はこの時、医師に電話で話をしました。


「偶然見つけたサイトで双極性障害の事が書かれていて、症状を見るとすべて当てはまっていました。夫は双極性障害ではないですか?」

医師は

「そのあたりも考慮して治療に当たっていました。今回の話を聞いて恐らくその可能性が高いと思います。先週から薬も双極性障害の治療用の物に変えて様子を診ているところでした」


と言われました。

 

双極性障害の診断は難しい 


うつ病と診断されている方の中にも、実は双極性障害だったという方は多いそうです。ただ、心療内科に来る時は、うつ状態の時が多い為、医師もすぐには気づけないそうです。

何年もら、うつ病の治療をしていて、一向に良くならない方、下記の症状はありませんか?

また、身近な方にこのような症状の方はいませんか?

・睡眠時間が少なくても平気になる、寝なくても元気で活動を続けられる


・人の意見に耳を貸さない


・一方的に話し続ける


・次々にアイデアが出てくるが、最後までやり遂げることができない


・根拠のない自信に満ちあふれ、他人を見下す


・イライラしている事が多くなり、攻撃的な言動が増える


・買い物やギャンブルに莫大な金額をつぎ込む等の散財行動


・人見知りだった人が、初対面の人にやたらと声をかける


・堅実だった人が、性的に奔放になる(パートナー以外との関係を持ってしまう)



もし、少しでも当てはまるようでしたら、双極性障害の可能性もあります。

自己判断は危険ですので早めに病院で診ていただく事をお薦めします。


早めに治療を開始しないと、どんどん症状がひどくなりとんでもない事になります。
 

私は支える側ですが、身を持ってそれを経験しました。

私のブログが何かのキッカケになれば幸いです。


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最後まで見てくださってありがとうございました。

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