<2022.11.1>
たまにはリアルタイムネタを^_^
 
 
この日は秋晴れで
寒くもなく暑くもなく、
 
木々の紅葉を眺めるのに
ちょうどいい気候だったので、
 
ドライブの後に
母と二人で公園の広場で
 
ランチをしました。
 
 
鶴岡公園は、
庄内藩14万石の藩主酒井氏の居城であった
鶴ケ岡城とお濠が公園となったところで、
 
今年2022年は酒井家が入部して
400年の年に当ります。
 
公園面積12.8ヘクタールの中には、
720本もの桜の木があり、
「日本さくら名所百選」に選ばれた
 
言わずと知れた桜の名所でもあります。
 
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面積の『128』も気になるところですが笑
 
私はこの水面にしだれる
柳のある風景が好きで
 
フランスのジヴェルニーにある
モネのアトリエの庭を思い出します。
 
『睡蓮』の連作が生まれた
あの場所が大好きなのです。
 
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グリーンのネットも
モネの庭に架かる
 
太鼓橋のグリーンに見えてきます。
 
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ランチの後に、
しばらく公園内を散歩していた時のことでした。
 
公園内には『荘内神社』という
酒井家の歴代藩主を祀った神社があり、
 
そのすぐ側には
地元出身の小説家『藤沢周平』の記念館もあり、
 
地域性の高い公園なのですが、
 
そんな場所でとんでもないものを
見つけてしまったのです。
 
 
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それがこちら、
「三鈷の松葉」です。
 
松の葉は二葉のものが多く、
三葉は大変珍しいと言われています。
 
その三葉の松葉が有名な場所が
高野山の壇上伽藍です。
 
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弘法大師空海がその昔、
留学僧として遣唐使船で唐に渡り、
 
唐の都長安にある青龍寺にて
恵果和尚より密教のすべてを授かり
日本に帰国する際、
 
密教を広めるのに最適な土地はどこかと、
三鈷杵を東に向かって投げたところ、
 
現在の高野山の地まで飛んでゆき、
この松に引っかかっていたという、
 
『三鈷の松』の由来になった松があります。
 
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三鈷の松と言うだけあって、
落ちている松葉のほとんどが三葉で、
 
たくさん拾って帰りました♪
 
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そんな珍しい三鈷の松を
地元の公園で拾ってしまったのです!
 
正確には、
「母が」ですがアセアセ
 
他に落ちている葉を探しても
どれもこれも二葉で、
 
三葉のものは、1つしかみつかりませんでした。
 
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珍しいものですが、
探せば他にもあるのかもしれませんし、
 
誰かが高野山で拾ったものを
なぜかは分かりませんが
落としたのかもしれませんし、
 
理由なんて分からなくてもいいのですが、
 
荘内神社(鶴岡公園)が
高野山になったのです!
 
 
大げさな言い回しかもしれませんが、
私たちは今回そのように
受け取ることにしました。
 
 
そして、それを拾ったのが、
11月1日でして、
 
キティーちゃん!いや、
X氏のお誕生日だったのでした~
 

 

 

 

 

 

 

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