宙都・第四之書 // 柴田よしき | みゅうず・すたいる/ とにかく本が好き!
宙都 第四之書 (トクマ・ノベルズ)/柴田 よしき
¥860
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 「宙都・第四之書

  邪なるものの勝利 


 柴田よしき、著。 2004年。



 数多い、柴田よしきさんの作品で

何故か唯一私が読んでいるシリーズです。

まぁ、よりによって何もこのシリーズを

選ばなくても・・・。


 と言うようなシリーズです。

第一作 炎都、そして禍都・遥都さらに宙都へと

シリーズは続きます。


 とりあえず、タイトルに惹かれて読み始めました。

そのまま、何となく読み続けているのだから、

まぁ、面白いのでしょう・・・。


 最初は、謎の直下型地震によって陸の孤島と

化した京都に妖怪が出現し、主人公・木梨香流

たちのサバイバルが描かれます。


 無差別に人間を殺す妖怪たち、燃え続ける古都。

脱出をはかる香流たち・・・。

「長編スペクタル・ロマン」だそうです。


 で、烏天狗の変形した妖怪が人間を食べるの

ですが、その姿は人間大の・・・、ギャオス・・・。

これの頭を香流がナタでガンガン叩き割る・・・。


 考えようによっては、主人公の方が怖い!

ちなみに、香流は女性です。


 やがて、物語は長い眠りから覚めようとしている

邪神たちとその懸族たちとの戦いに発展して行く。

邪神は、どうも「クトゥルー」たちのようです。


 味方は、何人かの人間たちと、天狗やゲッコー族

というヤモリ、など・・・。

・・・、何だか疲れて来ました・・・。


 香流たちの切り札は、テニアン島・・・、飛びます!

まぁ、ラピュタも飛ぶから、テニアン島が飛んでも

良いです・・・。


 もう、話が凄過ぎて、何でも良いや・・・。

馬鹿馬鹿しいのを通り越して、何となく楽しく

なってしまった私です。


 「へへへ・・・」

何かそんな感じで、何となく読んでいます。

「炎都シリーズ」、これはある意味凄い!?


 面白いのか? ・・・、う~ん・・・、まぁ・・・。

お勧めしませんが、チャレンジャーがおられたら

ぜひ感想をお聞かせ下さいと言うシリーズです。