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Mrs.エステティシャン花音です。
季節の変わり目やその季節の気候は、身体とこころの健康に影響を与えます。
冬は、寒さがストレッサーとなってストレスが溜まりやすくなったり、日々の気温の変化により自律神経が上手く働かなくなって心身の不調になったりすることは、日本の四季も深く関係していらと言われています。
季節によって症状が出たり出なかったりするうつ病は「季節性感情障害」と言われ、季節性感情障害の中でも、特に秋から冬の間(10月頃から3月頃まで)に症状が出る場合を、「冬季うつ病」と呼ぶそうです。
冬から春にかけて何となく心身に変調を感じる人が多くなる傾向があるようですが、以下のような症状はありますか?
☑︎考えがまとまらない
☑︎疲れやすい
☑︎イライラしやすい
☑︎落ち込みやすい
☑︎朝起きられない
☑︎睡眠時間が長くなる
☑︎食欲をコントロールできない
☑︎体重が増える
これらの原因のひとつとして、冬の日照時間の短さが挙げられます。
なぜ日照時間が短いと体に変調があらわれるのでしょうか。
それには「セロトニン」と呼ばれる物質が大きく関係しています。
ホルモン(内分泌系)は、私達の身体をコントロールすることで、生体のホメオスタチスを維持してくれます。ホメオスタシスとは体内環境を一定に保ち人体にとって最適な状態を維持することです。
例えば、1年を通して外気温が変化しても一定の体温を維持しますね。
これはホメオスタチスを維持する機能が体に備わっているからです。
ホメオスタチスを司るホルモンには数100種類以上の種類があります。
現代社会においてはストレスにさらされている人が多く、睡眠障害やストレスで精神的に疲れている方が多いです。
それは、もしかしたらセロトニンの分泌低下から来るものかもしれません。
脳内のセロトニンというホルモン物質の分泌が低下するとさまざまな弊害が生じます。
セロトニンを増やす7つの方法
1.早寝早起
2.一日一時間太陽光を浴びる
3.リズム運動をする
4.よく噛んで自律神経の活性化
5.トリプトファンを摂りましょう
6.腸内環境を整える
7.最後に1~6を継続すること
規則正しい生活と太陽の光
朝起きて、太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされます。
太陽の光を浴びることが難しい場合は、部屋の照明を明るくするなどして目から光を取り込み、セロトニンとメラトニンの活動を調整しましょう。
トリプトファンを含む食品
セロトニンが不足すると、メラトニンも上手に働かなくなります。
セロトニンはトリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸を原料に作られますがトリプトファンは人間の体内では作り出すことができないため、食事で摂取することになります。
トリプトファンはタンパク質に含まれます。
体内吸収を助ける食材と組み合わせた食事メニューを考え、いつもの食事に追加してみましょう。
トリプトファンを含む食材
・肉類、魚介類(ぶり、いわしなど)、豆腐、のり、バナナ、牛乳、チーズなど
トリプトファンの吸収を助ける食材
・ビタミンB6
まぐろ、にんにく、鮭、ごま、抹茶など
・ビタミンB12
青魚、かつお節、いか、レバー
適度な運動
運動すると、脳から抗うつ作用のあるホルモンが分泌されることが明らかになっています。屋外で行える運動があれば、日光にあたることもできます。
晴天時のウォーキングはもちろん、スキーやクロスカントリー、スノーシューなど、魚沼地域でできる運動を行ってみてはいかがでしょうか。ゆっくりと雪上を歩くクロスカントリーは、高齢者も参加しやすく、長く続けやすいというメリットもあります。
一方、外で運動する機会を取ることが難しい人は、家事や部屋の片付けで積極的に体を動かすなど、日常的にできることから始めてみましょう。
健康づくりのために日常生活で行っていることを少し意識することで、ウィンターブルーは予防・改善することができます。
最近なんだか倦怠感感じる・・・
と、思ったらセロトニン不足かもしれません💧
先ずは、規則正しい生活に軌道修正したら、心と身体が喜ぶ事を考えて寒い冬を明るく元気に過ごしましょう😊
来週火曜日には冬土用に入ります。
土用とは、年に4回訪れる、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間を指します。
土用の期間は特に体調を崩しやすいので気をつけて過ごしたいものですね💕
冬の土用については、またあらためて☺️
自分らしくポジティブに生きる女性の笑顔は、周りの空気まであたたかく包みます。
あなたの美しき一日に幸せが宿りますように💕