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Mrs.エステティシャン花音です
母が一人住まいをしていた実家も、妹の家に身を寄せてから早いもので5年の歳月を迎えようとしています
そうです
全国的に増え続ける空き家のうちに入っているのです
近隣のビルのエレベーター設置工事や長きにわたる歳月で主人を失った家は加速して老朽化していきました
空き家対策特別措置法が今年の5月から施行されましたが、今の空き家事情をご存知でしょうか
そもそも空き家とは
●居住その他の使用がなされていないことが常態である建築物
具体的には、1年を通して人の出入りや電気・ガス・水道の使用がないことが判断基準になっている
そのうち
自治体が判断し市町村長の助言や命令が及ぶ空き家とは、
●倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
●著しく衛生上有害となるおそれのある状態
●適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
●その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である
空き家と言われる物件が全国750万戸もあるそうで、その数は20年で2倍にも昇り、増加の一途を辿っている模様
更地にするより固定資産税が少なくて済んだので空き家の状態のままにされている所有者の方も多いそうです
私の実家は勧告を受けるまでの老朽化はまだしていませんが、主人を失った家をそのままにしておく理由もなく、さりとて誰かに貸すほどのよい状態でもないのです
生前整理はいかがなものかと相当悩みましたが、私達が体力と気力のあるうちにやるべきだと言う結論に達しました
解体が始まるまでに不用品整理をして廃棄してもらう日も決まりまして、先日一回目の廃棄物運搬車両が入ったのですが・・・・・
運搬車の車両が回収した物を運んでくれるだけだからと私が安易な思い込みをしていたのを真っ向から払拭される車両だったんです
何もかも初めての事で
これが普通なのか特別なのかも分からない
その車両は
専門的にはパッカー車や集塵車と言われ、圧縮能力に長けた車両でしたが、その破壊力や騒音は尋常ではなく、けたたましい物音にご近所の方も皆さまびっくりされ家から外に出ていらっしゃいました
母もその様子を見ていて、自分達が今まで使用していた家財が容赦なく破壊されて行くのを何とも言えない切ない表情でみていました
その夜から私も主人も罪悪感にさいなまれ消沈
解体は年明けから始まるので、きちんとしたご挨拶もまだしていなくて、全くもって面目無く一件ずつ平謝りです
皆さま、迷惑なんて思わなくていいからと
優しい言葉を下さり尚更、恐縮な気持ちで一杯になりました
解体を依頼するのも最初で最後
何もわからないまま不動産業者さんの指定業者だからと思って安心していましたが、
これから始まる解体作業ではどんな事になるのでしょう
今はただ不安でたまらないのです・・・・・