『風姿花伝』秘すれば花に教わること | 広島県福山市 エイジングケア専門フェイシャルエステサロン エステルーム花音 プラセンタとフランスエステ化粧品で結果の出るエステ

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Mrs.エステティシャン花音です



最近、読んだ本
渡辺淳一さんの作品
『秘すれば花』


ベースになっている『風姿花伝』は、能楽を大成した世阿弥の作品
世阿弥の父、観阿弥が経験し体得した上で
我が子世阿弥にその都度教え諭したものを文章にまとめたもの





数ある風姿花伝の中から




その中でも、題名にもなっている
『秘すれば花』の章
何とも艶っぽい魅力を称えていて読んで見たいと思いました


秘すれば花なり
秘せずば花なるべからず


何事もあからさまにさらけ出さず控えめにしておく方が美しさが増す


各々の家に流儀や秘伝が伝えられ公開しないことで価値が上がるという


今でいう想定外のサプライズがそれにあたるのでしょうネッ


他にも『初心忘れるべからず』
は聞き馴染みがありますが
彼の言う「初心」とは
「初心者の頃のみっともなさ」を言い
初心者の頃のみっともなさを折にふれて思い出すことにより、「あのみじめな状態には戻りたくない」と思うことでさらに精進できると言うのです



深いですね!



お客様の満足を得るためには、
「期待を超えた先にある感動」が大事であると、世阿弥は500年前に会得していたのです


秀でる方はやはり感性が違います


お家芸を継承していくための知恵や技法が散りばめられた『風姿花伝』は芸論書でありながら、今を生きる私達に人生の指針として学びを与えてくれます