いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は理科についてお話しいたします。
◆理科って何?
自然や日常生活の様子や決まりを調べて、科学を学ぶこと。
◆理科を学ぶ目的
理科の学習で一番大切なのは、
「自分で調べる、確かめる」を身につけることです。
もちろん推論や仮定など、考える力を身につけることも含まれます。
私は、
塾生に「分からないことがあったら、どうしますか?」と質問をします。
すると、
「先生に聞く」
「お友だちに聞く」
「知っている人に聞く」
「スマホで調べる」
という答えが返ってきます。
「そう、分からないことがあったら、
誰かに聞くというのはとても良いことです。
他にも、本や図鑑、インターネットで調べることもできます。
理科の学習で一番大切なのは、「自分で調べる」ということです。」
ところで、
「君は自然や日常生活の様子やきまりって何だと思う?」
「自然は…
木、植物、水、土、太陽、星…
日常生活は…冷蔵庫、掃除機、エアコン、スマホ、ゲーム機…」
「いいぞ~、その通りなんだ。
自然も日常生活もアニメやCG、魔法ではない!
現実に目の前で起こっていることだね。
必ず現象と仕組み、そもそもの原因があって目の前で起こっているんだ。
それを自分で調べて…
本当にそうなるのか?自分で実験して確かめる(検証)ことを
科学って言うんだよ。」
俗に言う理科離れ(理科嫌い)とは
超簡単に言うと、
「私は自分で調べることがめんどくさいです。」
「私は自分で確かめません。」
と言ってしまっていることになります。
今はSNS(Twitterなど)やインターネット動画(You tubeなど)で見れちゃうので、
わざわざ自分で「やってみよう」と思う子供達や大人が激減しています。
でも、PPAPは見るだけでなく、全世界的に実際にやってるので
個人的にとても良い教材だと思います。理科には直接関係ないかもしれませんが…
このことを表した次期学習指導要領答申(補足資料)を載せておきます。
掲載元:幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申) 別添資料 (2/3)
★ポイント!知って得すること
中学入試で問われるのは暗記ができる児童ではありません。
自然現象に興味関心を持ち、理解する下地を持っている児童を採りたいと考えています。
ここを間違えないようにしましょう。
また、学校の理科での評価は下記のような構成です。
知識問題…教科書に出てくる言葉の問題
考察問題…暗記しているだけの人と区別するため、
知っている知識をもとにドコまで考えられるかを問う問題
科学的発想問題…論理性や発想力を評価する問題
実際に調査するのが難しいような課題を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、
短時間で一貫性のある考えを答えられるか問う問題
小学校のテストでは までですが、
授業や宿題で のような課題をだす先生もいらっしゃいます。
理科が好きな先生は特に は評価をプラスにする傾向があります。
<<力のつけ方>>
◆日常生活で問題を出してあげてください
日常生活で適切な問いを与え続け、その場で考える訓練をする。
これが、理科が得意になる秘策です。
例)
Q 知識問題
イルカは魚?100文字で説明しなさい。
Q 考察問題
今と比べ、江戸時代は日本固有の魚が多かったと言われています。なぜ多かったのか、
理由を説明しなさい。
Q 発想問題
魚が陸上で生活できる技術を有すれば、絶滅危惧種問題は解決すると思うか。
根拠を示して考えを述べなさい。
私が作った例題ですが、イメージは分かると思います。
答えはご家庭でお子さんと一緒に「調べてみてください」
発想問題に関して、あくまでも小学生目線で根拠と考え方が一貫していれば
誉めてあげてください。
次回は社会について
ご紹介します。
きょうはここまで。
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