こんにちは！みらスタ☆ティーンズ丸亀教室です！
１月のプログラムは、「誰かに伝える」ことに関するものが多くありました。
調べたことをワークシートにまとめてみんなに発表する、自分の気持ちを相手に伝える等内容やシチュエーションは様々ですが、それぞれ違った学びや発見があったようです。
今回はそんな「伝える」ことと利用者さんたちがどう向き合ったのか、プログラムの様子とともにお伝えしたいと思います。
１つ目は1/17(水)のプログラム、「言葉遣いマスターになろう！」
プログラムの最初に、遊んでいる時や運動、グループワークなどの活動をしている時に、一緒にいる相手につい腹が立って「お前」「おい！早く貸せよ！」等、乱暴な言葉を遣ってしまうことはありませんか？と質問を投げかけると、子どもたちからは「言ってる」「言ったことある」などの返答がありました。
それならどのように言ったらいいのか考えてもらい、「あいつ、おまえ」ではなくて、「〇〇さん」「〇〇くん」と名前で呼ぶこと、「おい！早くかせよ！」ではなく「貸して」「終わったら貸して」「一緒に遊ぼう」と言うことを確認しました。
そして最後に身近にいる丁寧な言葉を使う人＝「店員さん」になりきって、丁寧な言葉遣いを練習！
「お会計まだですか？」とレジに並んでいるお客さんや「注文いつですか？」と急かしてくるお客さんに対し、丁寧な言葉遣いで対応にチャレンジ！
すると、「少々、お待ちください」「忙しいのでちょっとお待ちください」と店員さんの言葉を真似、丁寧に伝えることができました✨
思ったことをすぐに言ってしまう前に一呼吸をおいて、どんな言葉を遣えば相手に自分の気持ちを伝えられるのかを考えられるようになるといいなと思います。
続いては1/18(木)のプログラム、「ご当地のお雑煮を大調査！」
こちらは都道府県ごとのお雑煮の具材や調味料などをパソコンで調べてワークシートにまとめ、最後にみんなに発表しようという内容です。
調べた内容をまとめられたけれど、いざ発表となると「なんて言えば分からない」と調べた情報を伝えることは難しかったようです💦
そこで指導員が「大分県のお雑煮の主な具材は何ですか？」などの質問投げかけ、それに答える形で発表をすることに。
パソコンで検索して必要な情報をまとめることはできましたが、それをみんなに伝えるとなると、ちょっぴり難しかったようです・・・
この場合の「伝える」はどんな調味料を使っているのか、お餅の形は丸いのか四角なのか等の「調べた情報」です。今回は指導員が質問を投げかける形での発表となりましたが、発表の場での伝えるポイントを自分たちで掴めるようになると、発表にもっとやりがいや楽しさが見出せるのではないでしょうか。
最後は1/20(土)のプログラム、「カタカナは使っちゃダメ！？ 英語禁止ゲーム」
こちらは「スマートホン」「トランプ」等の振られたお題をカタカナを使わず説明し、聞き手がお題を当てるというゲームです。
「カタカナを使わない」に加え、「説明の時にお題をそのまま言わない」「アニメ、漫画、ゲームがお題である場合、登場するキャラクターの名前は使わない」といった縛りがある中、一生懸命言葉を選んでお題を説明していました。
「海があります」(お題：ONE PIECE)
「紙に記号が書いてあって、四角とか四つ葉みたいなんとかが描いてあって、遊ぶ物！」(お題：トランプ)
それぞれ考え、一生懸命伝えることができました✨
このゲームのポイントは「人に伝わるように説明すること」「相手の話をしっかり聞くこと」の２つ。自分の中のイメージを言葉にして相手に伝えるのは難しいことですが、ゲームを通して伝え方を学んでもらえると嬉しいです。
自分の意見や気持ち、情報などを相手に何かを伝えなければならない場面は、日常生活や学校の授業の中でたくさんあります。そして就職した時にも、「伝える力」はとても必要です。
みらスタ☆には「伝える」ことを苦手としている利用者さんが多くいるようですが、これからもプログラムを通して、いろんな場面での「伝える」を学んでいってもらえたらと思います。
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