舞台「未来少年コナン」 | 虹がでたなら

虹がでたなら

わくわく・どきどき・しみじみ…なものたち

東京芸術劇場へ。
野外ステージでは、チアリーマンズ…という方々がパフォーマンスをしていて、なかなか盛り上がっていました。
知っていたら、最初から見たかった。
観に行ったのは、舞台「未来少年コナン」です。
これはノーマークだったのですが、加藤清史郎さんがテレビでPRしているのを見て、調べてみたら宮尾俊太郎さんも出演されていて、しかも演出はインバル・ピントさん。
急いで探したらまだチケットが取れました。
原作は宮崎駿さんのアニメーション。
少年の冒険劇だけれど、自然災害や戦争、エネルギー問題など現代の問題が盛り込まれている物語。
地球に大変動が起きて、人類の文明が滅び、孤島でおじいと暮らしていた少年コナン。
少女ラナが島に流れ着き、ラナやラナの祖父で科学者のラオ博士を助けるために、コナンの冒険が始まる。

「ねじまき鳥クロニクル」で独特な世界に強烈な印象を受けた、インバル・ピントさんが演出・振付・美術 を担当。
今回も不思議な世界を作り出していました。
ダンサーの前衛的な踊り、マジックのような仕掛け、ノスタルジックな楽器の音色とメロディ。
美しい演出に引き込まれました。

終演後、5分間だけ撮影可能な時間が。
あと、舞台写真がダウンロード可能、SNS可なのです。
加藤清史郎さん。
はつらつとした少年のイメージにぴったり。
跳んだり踊ったり、身体能力の高さを存分に発揮していました。
こんな感じで、ダンサーの動きが素晴らしかった。



ねじまき鳥クロニクルでも見事なダンスを見せてくれた成河さん、今回はユニークな役柄。
生き生きと演じていらっしゃいました。
そしてびっくりしたのが宮尾俊太郎さん。
いつの間にこんなにコメディアンに!?
最初、宮尾さんとは思えなかった!?
門脇麦さんとのダンスシーンが素敵でした。
もっと宮尾さんのダンスを見たかったけれど…。
インバル・ピントさんの発想の豊かさに、ただただ圧倒されます。