原田マハ・ヤマザキマリ「妄想美術館」
原田マハさん、ヤマザキマリさん、素敵なお二人が、名画や美術館、作家について語る。
「妄想美術館」ってタイトルだけでもうワクワク、期待をしながら読みました。
お二人の絵や美術館に関する知識の広さ、感性の豊かさには圧倒されます。
が、しかし!
生活の場が外国であったり、頻繁に海外の美術館を回っていらっしゃったりするお二人なので、登場する美術館が、外国の結構マニアックなところだったりして、きっと行くことは難しいだろうな⋯というのがちょっと残念。
もう、それこそ妄想するしかない!?
今まで知らなかった画家や美術館を知ることができたのは良かった。
原田マハさんが講演会で、「たとえばあなたのボーイフレンドの家に、ルソーとブグロー、どちらの絵が飾ってあったら、彼のことを信用できますか?」⋯と尋ねた⋯という話題が興味深かったです。
ほとんどの人が、ブグローのヌードの絵が飾ってあったらドン引きだけど、ルソーだったら、この人いいかもって思うと答えたとか。
この話を聞いた行定勲監督が、「でもその部屋に住んでいる彼がGACKTさんだったらどうする?」と言ったとか⋯。
好意をもった人が、どんな絵が好きか⋯というのは興味があります。
また、私はちょっと変わった人の絵が好きなので、同じ嗜好の人に会えたら嬉しいかも。
そして、私にとっての妄想美術館は⋯
画家の方々が、自分の好きな人を描いた絵を集めた美術館なんて素敵だな〜。
その人とのエピソードを添えた絵を並べて。
幸せな気持ちを分けてもらったり、ちょっと切なさを感じたり⋯いろいろな感情を味わえそう。
