「決戦は日曜日」を観ました。

窪田正孝さん演じる谷村は、地方都市の衆議院議員・川島の秘書。
が、川島が倒れ、そのタイミングで衆議院が解散。
誰を後継者とするか揉めた結果、川島の娘・有美が立候補することに。
有美を演じるのは宮沢りえさん。
世間知らずでわがまま、過去には様々なトラブルを起こしてきた有美。
が、なんだかやる気はある!?
突然の出馬となり、どんな思いで引き受けたのか、戸惑っているのではないか?…と思いきや、登場するなり妙に自信満々な雰囲気を漂わせる有美。
一瞬にして注目を集める オーラを放つ宮沢りえさんはさすがです。
失言や行きすぎた態度で次から次へと問題を起こす有美。
何とかそれを収集しようと立ち回る谷村やその他の秘書たち。
笑えるシーンが続きます。
熱くなる有美と、淡々と接する谷村とのやり取りが特に面白い。
方向性は分からないけれど、有美の話し方や態度には妙な説得力があり、何だか有美は政治家に向いているのでは…と話す秘書たちの呟きに納得します。
きっと実際こうなんだろうな~と思わせるような選挙の裏側にはがっかりしつつ、そこに素直に疑問や憤りを表す有美の姿に、少しずつ魅力さえ感じます。
他の秘書たちも、ゆるかったりとぼけていたり、実は腹黒かったり…、個性豊かで和みました。
特典で、こんなバッジをもらいました。
選挙といえばダルマですね~。
