「マスカレード・ホテル」 | 虹がでたなら

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「マスカレード・ホテル」
都内で3件の殺人事件が起きる。
それぞれの現場に、次の殺人場所を示す、同じようなメモが残されていたので、連続殺人事件と見なして捜査が行われる。
そして、次の殺人場所として予告されたのがコルテシア東京という一流ホテル。
警察がホテルの職員に扮して潜入捜査を行うことに…。
木村拓哉さん演じる刑事・新田は、フロントを担当する。
新田をフォローすることになったのが、長澤まさみさん演じるフロント勤務の山岸。
相手を疑うのが仕事である刑事と、相手を信じることが仕事であるホテル。
お互いの価値観の違いから衝突しながらも、相手のプロとしての知識や意識に、次第に心を許していく…。
そしてホテルには疑わしい人が次々やって来る。
殺人事件は起きるのか?
犯人は誰なのか?

ホテルということで、様々な人がやって来て、それぞれがちょっとした騒動を起こす。
一つ一つのエピソードが、それだけで驚きや感動を生むけれど、それらが何らかのヒントになったり、後の出来事の伏線になっていたり、うまく繋がっていく。
気の抜けない展開でした。
そしてところどころで流れるオーケストラの演奏が緊張感を高めます。

ミステリーとしても面白かったけれど、ホテルで働く人たちの心配りに感動でした。
また、撮影に使われたホテルの建物自体がとても素敵で…。
泊まってみたいな~なんて思って調べてみたけれど、いつも泊まるホテルの何倍だっ!?
こんなところに泊まる人がいるんですね~‼