萬鉄五郎美術館で和む | 虹がでたなら

虹がでたなら

わくわく・どきどき・しみじみ…なものたち

花巻のちょっと奥にある萬鉄五郎美術館。
絵本の原画展を開催していました。
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ぐりとぐらシリーズ、林明子さん、馬場のぼるさん、などなど、きっと誰もが幼い頃見た絵本が並びます。
ほのぼの。

ここでも展示していた長新太さんの絵本が大好きです!!
ユーモアと不思議な世界。ひょうきんな絵。
子どもたちに読み聞かせをするのも楽しい絵本ばかり。

そして、ここのメイン、萬鉄五郎さんといえばこの絵!
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この妙な雰囲気をかもし出す「裸体美人」。
一度見たら忘れられません。

この手首の曲がり加減。
ワキ毛。鼻の穴。
何とも言えない味わい。
このモデルは、この絵を見てどんな反応をしたのでしょうか!?

この美術館にあるのは複製で、本物は東京国立近代美術館にあります。

そして、萬鉄五郎さんといえば、自画像。
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スゴイです。
迫ってきます。
自分について、どんなふうに考えていたのでしょうか。

「松林」。
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郵便配達員らしき人が、坂をかけ下りて行きます。
速達なのか!?
走る足音がタッタッタッタッ…と、聞こえてきそうです。

独特の世界を持つ萬鉄五郎さん。
ひとつひとつの絵から、強烈な個性を感じます。