姫と、さいよわのTO~グダグダの準備編~(姫生誕&卒業イベント) | ワーログ

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ヲタ活日記、キモ創作物語がメイン。

「あいりん、わーさんが準備遅すぎると我々に愚痴っておりました」



2016年2月1週目のとある日、姫はいなかったが、当月にTwinkle Night Parade(以下、妖精カフェ)を卒業してしまう別のキャストの出勤日に入店した際、別のヲタからこのようにきいた。たしかにこの時点で特に何をしている訳でもなく、いたづらに時を過ごしてしまっていた。というか2月は、KOTOちゃんや絵恋ちゃんなどアイドルをみにいっており、その度に意識が違う方向に向いてしまっていたのというのが大きい。。。。。。


丁度、2月10日(水)に池袋でニート祭りというイベントに参加していたのだけれど、ニート的感性の持ち主がある人間の悪い特徴として、腰が重くなかなか物事が進まないという点が口頭で挙げられており、まさにそんな感じだった。じっさい元TOのMの方がヲタとしては優秀だったと思う。


その時点で決まっていたのは、今年度も姫Tを作成すること、そしてお店として販売するということぐらいだった。去年は僕のリア友に依頼したんだけど、お店として作る理由はゲスいものだったのでここでは割愛する。。。でも去年やってヲタT作るの楽しくなってきたからまたどこか別の機会で作りたいな。


中旬頃、とりあえず意識を高めるためにも、Aりんがいる日に妖精カフェに入店したところ、案の定怒号が飛んできた。



「わたし、あなたにおこってるんですけど!!!!!!」
「準備が遅すぎる、やる気あるの???!!!」
「わたしのほうがあなたより、まりなのこと好きですから!!!」




まるで僕は、女上司に怒られているかのような気分に浸ってしまい
、「はひ...。」しか発言できない怒られロボットと化してしまったが、ここでようやくスイッチが切り替わったような気がした。。。しかしそれが反映されたのは2月後半に入ってからだった。


2月後半、さすがにこのままではマズイと思い、取り急ぎ近所のカフェで姫生誕に関する予定表および当日のスケジュールを一気に作成した。ほとんどは姫の要望に沿ったものだったんだけれども、姫の知らないサプライズもその際に盛り込んでおいた。それと同時に、昨年お世話になった表参道のケーキ屋さんに今年度も生誕ケーキを依頼する旨のメッセージを、要望を添えて送信しておいた。


そうして大まかなスケジュールを考えた上で、代表取締役のA山さんとAりんがいる2月27日(土)の23時すぎに妖精カフェにいき駆け足で当日の大まかなスケジュールとお店側にお願いすることを提示した。そこでもまた、Aりんには怒られてしまったが、深夜に行う予定のサプライズのことを説明すると途端に乙女みたくなってしまい、前から知ってはいたが喜怒哀楽の激しいところがキュートだと思った。


3月に入ってからは、既にチケットを購入している以外のヲタ現場には参戦しないことを宣言し、姫のことをほぼ考え続けていた。


ケーキについては、姫の要望もありとにかく真ん中に大きく画像を載せることにした。その画像を作ってくれたのはAりんだった。そのせいで寝不足にさせてしまった。この件については本当に感謝している。また、ケーキの色について表面上はパープルだけど、チョコケーキが好きなので中はチョコケーキにして、周りにマカロンを配置した。サイズは例年より小さかったけど、出来るだけ姫の好きなもので固めて愛情を表現できるようにした。サイズを小さくしたのは、前回のサイズをコインロッカーに隠そうとしたら大きすぎてどこにも入らず、結局ネットカフェに置くことにした苦い経験があるからというのも大きかった。


スタンドフラワーについては、スタンドフラワー慣れしている姫古参のD氏に依頼することにした。すると、なんと以外なことに、その友人であるアットホームカフェ有名常連Y氏も協力してくれることになった。ただし自分の名前を大きくだして欲しいとのことだった。これについて、姫を秋葉原の世界に連れ込んだのは、お客さんとして訪れていた姫をY氏がナンパしたのが始まりという説もあるぐらいだったので、彼が裏で協力してくれたことが分かれば喜ぶだろうと思い快諾した。


チェキメッセージについては、これもAりんに依頼が遅くなってしまい始めたのが3月入ってからになってしまった。元441のキャストさんや、姫が好きなアイドルなどの分も集めていくようにした。そうしていくうちに、姫を通して世界が拡張されていくような感覚を覚えた。


また、他にも内装のパープル風船をヲタの人が買ってきてくれたり、お金を出してくれたり協力的な人が多くてありがたかった。


あと、こっそりと花束は元TOのMにお願いしておいた。本業が花屋だし、事実姫への愛情は一番強いヲタクなので、当日深夜の最後に花を持たせる場面を彼に準備したかったというのがある。


他にも細かくAりんに依頼されて切り抜き用の文字を作成したりして、始まりは遅くグダグダだったけれども、徐々に形になっていき、あっという間に前日の3月25日(金)を迎えた。その日は妖精カフェに向かい進捗を確認しつつ、去年の思い出をAりんと話していた。そして内装をA山さんとAりんに託し、僕は帰宅した。。。


今年の姫生誕&卒業イベント、目標はキャストをブチ切れさせないこと。なんだか、その目標を達成させることが出来そうな気がしてきた。そして、愛する姫に、有終の美を飾らせることが出来る気がしてきた。


しかし、3月26日(土)オープンの7時間前、まだお店がオープンすらしていないのにトラブルが発生し、姫生誕&卒業パーティーが去年みたく最悪のイベントと化してしまう危機が我々を襲ったのであった。


(続く)