テレビはあまり面白いのが無かったが、日付が変わる前にテレビ東京で、若者の消費志向について特集していた。なんでも今の若者は、単純にモノを買うんじゃなくて、体験型のイベントを消費するように変化していると結論付けられていた。体験型のイベントに参加して、そのときに自分が映った画像をSNSにアップロードし、フォロワーからいいねを貰う。そのいいねのためにお金を払うんだと、そんなことが言われてた気がする。
それって、いまのアイドルヲタクがまさしく当てはまるな~って思った。ドルヲタは、アイドルとチェキを撮り、その体験記録をTwitterにアップ、あるいは体験記を面白おかしくツイートして他のフォロワーからいいねを貰ったりリツイート数を稼ぐことに快感を覚える。そのためにチェキを撮ってる人は多い気がする。ヲタもフツーの若者の中の1カテゴリっぽいよね。
そしてクリスマスは、姫にサマンサベガのカバンをプレゼントした。これは大変に、大仕事を成し遂げたような気分になった。サンタの衣装にツインテールはよく似合っていてかわいかった。愛おしいなぁ。そのとき思ったのは、以下のことである。
「この冴えない僕が出来るたった1つの社会貢献って、姫の養分になることじゃないだろうか。他のあらゆることがダメダメでどうしようもなくとも、姫を支えることさえ出来れば、万事は上手く回るのではないだろうか。姫を守る。その一点で人生成功」
なんかそんなことが頭に浮かんだ28歳のクリスマスだった。