ピアノと脱力と肩こりw その1 | 発達障害ピアノレッスン【My Piano room】ピアノ教室 千葉県 市川市 船橋市

発達障害ピアノレッスン【My Piano room】ピアノ教室 千葉県 市川市 船橋市

0歳〜大人、趣味〜保育士を目指す方、プロレベルの方まで。発達障害児さんのためのピアノコース。千葉県市川市、船橋市からも通えます。知育音楽でIQが上がる!お子さまの「出来た!」を引き出すピアノ教室です。

今日は、グレード5級の生徒さん。
今日は脱力レッスンが中心となりました。

まず、バッハ平均律、第2番、プレリュードを弾いていて、
プレストになったあたりで音が「濁って」来たので、そこを弾いてもらいました。
音が「濁る」という事は、鍵盤が「上がり切っていない」という事です。
そこで、「指先の力を抜く」レッスンを♪

☆まず、ドレミファソの鍵盤の上に、1,2,3,4,5の指をにそっと置きます。
指先はどちらかと言うと曲げずに、のばすような気持ちで。
・・なぜのばすかと言うと、曲げているよりものばした方がラクだからです^^

そして次にドを1の指で押さえます。次に、1を押さえたまま、2のレを弾きます。
ドとレの音が同時に鳴っている状態です。
その時、ポイントは残りの3本の鍵盤が少しでも沈まないように気をつける事です。
少しでも沈んでいる時は、故意に力を入れて「鍵盤を押さえている」事になるからです。
それでは「脱力」している事になりませんね^^

ドとレが鳴っている状態から、今度はドの鍵盤だけを「上げます。」
上げるというのは、1の指の力を「抜く」という事です。
そして「レ」は沈んだままです。
この時も、弾いていない鍵盤は沈まないように意識を向けます。

今度はもう1度ドを弾きます。レは弾きっぱなしです。
2つの鍵盤が沈み、他の鍵盤が下がっていない事を確認したら、今度は「レ」の力を抜きます。☆

☆から☆までをもう1度、2度ほど繰り返します。



これに慣れて来たら、3の指に入ります。

★ドとレをやって、レだけが沈んでいる状態にし、次はミを弾きます。
今度はレとミが鳴っている状態です。
そして、「レの音だけを抜きます」。そしてまたレを弾いて、今度はミを抜きます。★

★から★を数回繰り返したら、次に3と4の指に入ります。

3と4に慣れて来たら、次に4と5。


これらすべてに慣れたら、今度は「ドからレ、レからミ、ミからファ、ファからソ」
「ソからファ」「ファからミ」・・・・・・
という具合に、「ドレミファソ」が鳴っているように弾きます。

何度も言いますが、ポイントは弾いていない鍵盤が絶対に下がらない事!!!
そしてもう1つのポイントは、「ゆっくり弾く」という事です。
ドからレまで弾くのに、2秒間隔ずつくらい、開けてもいいくらいです。
そのくらいゆっくり弾かないと、「抜く」事が出来ません。




これらをすべてマスターした後、
何か1曲、お得意な曲を弾いてみて下さい☆


あら不思議、とっても軽く弾けませんか!?!?

ぜひ、お試しあれ☆


肩こりについては、また明日^^