昨日(4/24)熊本在住のホームインスペクター3人、及び1級建築士と計4名にて
震災後、始めて益城町へ伺いました。
目的は、今後私達、ホームインスペクターに何が出来るか?、何を提供できるか?
を調査することを、目的に伺いました。
益城町役場周辺、木山側周辺を、4時間の踏査を終えての感想ですが、
古い家だけが、崩壊しているのではない。新しい家も崩壊している。
また、建物、土地の被害認定の貼り紙が各々建物に貼られていたが、、
その判断の難しさも改めて認識しました。
被災地には、大学、研究機関、政党、マスコミ、建築系出版社、等々来られていて、
各々の目線で建物を観察されていました。
今回、踏査して認識したことが、建物本体の構造だけでなく、建物の建っている土地、
地盤との関係性が非常に大きいと、皆共通の認識を得ました。
益城町の被災地は緩やかな傾斜地を、切り土、盛り土している所が多く、その各地の
弱さが建物に影響したと考えられました。
今回の踏査で私達に、何が出来るかを、精査し、被災者の再建、安心、安全の
提供に協力体制を早急に構築します。