センター数ⅠA 問1 解説 | 東大カリスマ塾長 浜田一志公式ブログ -9割が伸びる”文武両道”勉強法-

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2010年度 センター試験

数ⅠA,問1の解説です。


問題はこちら


〔1〕

α=(√7-√3)/(√7+√3)

有理化するために,分子分母に(√7-√3)をかけて


α=(5-√21)/2


方程式 6x^2-7x+1=0の解は

 (6x-1)(x-1)=0

x=1/6, 1


α,1/α,1/6,1のうちで最も小さい数は

 αの分母<分子 なので α<1

したがって,α<1/α

また 1/6<1

なので

αと1/6の小さい方が答になる

α-1/6

=(14-3√21)/6

=(√196-√189)/6>0

よって,1/6が一番小さい


〔2〕

実際に数字を並べて確認してみましょう。


p:5で割ると1余る自然数={1,6,11,16,21,26,・・・}

q:10で割ると1余る自然数={1,11,21,・・・}

r:奇数={1,3,5,7,9,11,・・・・}

s:2より大きい素数={3,5,7,11,13・・・}


「pかつr」={1,11,21,・・・} これは「q」と同じなので

 「pかつr」⇔「q」 必要十分条件


「rでない」=偶数={2,4,6,8,10・・・}

「sでない」={1,2,4,6,8,9,10,・・・}

 「rでない」→「sでない」 十分条件


「pかつs」={11,31,41,61,・・・}

「qかつs」={11,31,41,61,・・・}

 「pかつs」⇔「qかつs」 必要十分条件


ベン図は⑤ になります。