神界へ誘う龍神の背中・参道「天橋立」*ルーツを巡る祈り旅⑧ | 本質が活きる・みちひらきコーチング☆室井奈実

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誕生日からスタートした
ルーツを巡る祈り旅の続きです。

奈良から京都に入り、
丹後國一之宮・元伊勢籠神社・
奥宮 眞名井神社とお詣りし
エネルギーは最高にクリアです。

 

籠神社参拝はこちら↓↓

 

眞名井神社参拝はこちら↓↓

 


お天気がギリギリ晴れていたので
天橋立全体を観るために
笠松公園にケーブルで行きました。


天橋立は子供の頃(小学生)に
来たことがあり、
股のぞきをした写真が残っている
懐かしい場所です。

もっと遡ると歩き始めの幼少期
初めて海に浸かったのも若狭湾でした。

コロンコロンと転がって
波にさらわれそうになったとか・・
何かとご縁があるのです。

 

 

天橋立は神界・眞名井神社への参道

 

ケーブルで上りあっという間に
笠松公園へ着きます。

天橋立は日本三景のひとつ
その景観からは天と地を結んでいた
言われています。

お昼過ぎには
雲が多くなってきました。

山の上からの天橋立
image


天橋立について

自然に作られた3.6kmの砂嘴(さし)で

日本海の海流が宮津湾に入り
砂を運んでくると同時に
阿蘇海に流れる野田川の土砂とが
長い時間をかけて堆積したもの

自然に松が生い茂り
約8000本の松並木になっています。


船からの天橋立

美しい海と空
自然の松に囲まれた道です。

 

海からの目線だと
天界との繋がりが伺えますね。

 

天橋立伝説について
神界と人間界を繋ぐ浮き橋として
多くの伝説があります。
いくつかご紹介します。

古事記では・・

国生伝説
伊射奈岐大神・伊射奈美大神が生まれ
天浮橋(あめのうきはし)に立ち
二柱で混沌から大地を生み出した。

 

風土記では・・

天界と地上界の梯子伝説
天と地が生まれ、伊射奈岐大神が
神々が住む天上界と
人間が住む地上界の
行き来に使っていた梯子が倒れて
現在の天橋立になった。


他にもロマンティックに・・

天にいる伊射奈岐大神が
地上にいる伊射奈美大神に会いたくて、
天から落とした梯子がパタンと倒れて
天橋立になったという神話。


浦島の龍宮伝説などもあります。

 

image

諸説ありますが

この龍の背中の様に見える
天橋立は龍宮へ繋ぐ道
としての信仰。

そして昔は船でやってきて
天橋立の途中に上陸して
お詣りしたそうで

奥宮・眞名井神社に参拝の参道
だったことが伺えます。

 

 

 

神さまが天降った冠島・沓島


天橋立を方向から左手に
冠島・沓島遥拝所があります。
(かんむりじま・くつじま)

冠島・沓島は
籠神社の御祭神
彦火明命・市杵島姫命が天降り、
夫婦になった神聖な島で、

籠神社の絵馬にも
左下に描いてあります。

 


昔から神が宿る島として
信仰を集めているそうです。

 


曇り空の中、
うっすらと見えました。

どんな島なのでしょうか?
近くに行き拝んでみたいです。

 


笠松公園のゆるキャラ
かさぼう

天橋立の創造のもとに生まれた
妖精だそうだ。

カッパの仲間かと思いましたが
松のカサをかぶっていました〜汗

遠雷が聞こえてきて
雨が降るぞのサイン!

早々にケーブルで降り対岸へ・・
遅めのランチをいただきました。

ちらし寿司

ご飯を食べている間に
大粒の雨が降り始めました。

 

 

天橋立の参道を通り天橋立神社へお詣り

 

食事が終わると
奇跡的に晴れてきたので
天橋立の中(参道)を散歩です。


籠神社までの参道となります。
歩くと50分 自転車だと20分です。

入り口から松並木が続きます。

砂の道なので
自転車だと少し走りづらいです。

前回は自転車で颯爽と
走り抜けました。
気持ち良かったです。

ゆるやかに曲がっていて
龍の背中の雰囲気があります。
 

10分ほど歩くと左手に
天橋立神社に到着します。

天橋立の途中にあり
「天橋立明神」

また手水舍の「磯清水」が有名なので
「磯清水神社」ともいわれてきた。

 

 

古い狛犬さん

頭は獅子ですが
足が大きく、爪が立派です。
カラダの模様から
龍神の御眷属みたいですね。

 

ていねいに感謝のお祈りをします。


ご祭神

豊受大神
(とようけのおおかみ)
大川大明神
(おおかわだいみょうじん)
八大龍王神
(はちだいりゅうおうのかみ)


八大龍王神は
神仏習合の影響です。

ちなみに明治時代以降では
ご祭神は伊弉諾冊命
されたそうです。

 

御本殿左手に
磯清水の井戸があります。

天橋立神社の
手水舍を兼ねているようです。

磯清水とは・・

日本名水100選のひとつ
周囲は海に囲まれているのに
真水が湧いてくるという不思議な井戸。

 

平安中期の歌人・和泉式部の歌で
「橋立の 松の下なる 磯清水
 都なりせば 君も汲ままし」

と詠まれるなど
古くから親しまれている。

飲んで確かめたかったけど
やめときました。

眞名井神社のご霊水もあるので・・


海の方向に鳥居があったので
天橋立内から海辺へに出てみました。

船でここまでやってきて
天橋立を通り
籠神社・眞名井神社へ
お詣りしたとか・・

禊ながら
龍神の背中に乗って参拝

を妄想してしまいます。


駅方面へ引き返す途中
水着姿の家族連れに遭遇しました。

天橋立は砂浜もあり
海水浴場になっているのです。

ここの海に入ったら
すごい禊となりそうだわ。

 


すべてのお詣りを終えると
お決まりの激しい雨です。

雷の音が近づいてきて
すごいことに・・

温泉に入りたかったけれど
閉まっていたので
カフェで雨宿りをしました。

JRは途中で不通となりました。

雲の動きをチェックすると
鉄道エリアは真っ赤で大雨
高速道路はほとんどOK

神さまの計らいでしょうか?

高速バスでうたた寝しながら
予定通り京都駅へ
戻ることができました。


 

翌日は京都散策の予定を変更し、
琵琶湖の竹生島へお参りです。


つづく

 

親愛を込めて!
With Joy & Love~
ハート