本質を生きるをサポートする
みちひらきコーチ 室井奈実です。
「心臓ペースメーカを入れる」という
私の人生において
インパクトがある体験をしたので
記しておこうと思います。
誰かのお役に立てれば幸いです。
シリーズの続きです。
ご参考記事
①新月の夜、心臓の電気配線が突然切れました。
②救急車で強制的に入院です
③完全房室ブロックって何ですか？
④自力回復の希望が薄れていく
⑤心拍16・魂が「生きよ」と言っている
⑥決断すると流れが早い・核医学検査
最も年齢が若く
最も徐脈で
最も元気な私は
謎の生き物となっています。
ペースメーカの手術をする
と決断してからは
運気が分かりやすく
好転していきます。
精神的にもクリアなので
カラダも元気です。
数日かけて行った
あらゆる検査をクリアして、
手術日も退院の日も
自分で希望日を出すほどです。
満月となりました。
スーパー・ブラッド・ウルフムーン
と呼ばれ、皆既月食だったそうです。
奥深いところから
変容していくと言われています。
蘇りにふさわしいね。
手術の前夜は、
緊張して寝れないかと思いましたが
熟睡してしまいました。
心拍数を気にして過ごすのも
最後の夜なのね・・
と思ったら気が抜けたのかも・・
手術については
先生方を信頼していたので
カラダに入れる雰囲気だけは
おさらいしとこうと思いました。
手術に入れるペースメーカー
（写真：バイオトロニック社より）
手術した後の図
私は局所麻酔で
手術の様子が聞こえるのは
嫌だったので、
寝ている間に手術が終わる様に
お願いをしました。
ペースメーカー植え込み手術について
私が眠っている間に植込み手術を行う。
②脇の内側を５cmほど切って
リードと呼ばれる
ペースメーカーの電線を
心臓につながる静脈に挿入する。
③リードを心臓の中の
適切な位置に留置し、固定する。
④リードをペースメーカー本体に
接続して動作を確認する。
⑤ペースメーカの本体を
皮下のポケットにしまう。
⑥傷口は縫わずに
セメダインでくっつける。
手術時間は２時間弱
朝９時からの手術です。
手術室のベッドに横たわり
看護師や検査技師の方たちが
準備をしていきます。
手を軽く固定された時に
手術中に暴れると
思ってるのかな〜？
といろいろなことを妄想します。
血圧を測っても、
数値が全くでなくて
若い看護師さんが焦っています。
焦っている様子が
こちらまで伝わってくるので
「大丈夫かな？」という
不安が広がり始めます。
D→ドクター 奈→私
D「室井さん〜緊張している？」
奈「え〜っと分かりませ〜ん。
先生〜私、早く寝たいです。」
まな板の上の鯉状態なので
現実逃避モードです。
D「ちょっと待っててね。
血圧、脈拍を触診で・・
では麻酔を入れますね。」
１０秒もしないうちに
あちらの世界へ飛んでいきました。
・・・
気がつくと、
D「室井さん終わりましたよ〜」と
声が聞こえます。
両足首をクルクルと回したら
D「何で足を動かしてるの？」
奈「ちゃんと機能しているかどうか
確認しているの。
現実に早く戻ろうと思って・・」
と適当な返事をしています。
これは脳梗塞を起こした時から
機能障害がないか
チェックするクセです。
傷口が開かない様に
肩と腕を強力なテープで
固定されていました。
ストレッチャーで病室まで
戻ったのですが、
ベッドに横になる前に
トイレに行きたくなり、
奈「我慢できません。
行ってきます！」
と点滴を引っ張って
自分で歩いて
トイレに行きました。
左の脇周りから
ズキンズキンと
鈍痛が走ってきます。
後は左の手の指が
紫色にすごく腫れています。
普段から
小さな怪我が多いので
痛みには強いタイプです。
怪我をしたら
24時間後が痛みの一番ピークで
12時間毎に痛みは半分に減る。
3日もしたら気にならなくなる。
今回もそのパターンで
ちょっとの我慢だな・・
と思いながら
痛み止めを飲んでおきます。
30分もすると
昼食が運ばれてきます。
手術が終わって30分後には
美味しくご飯を完食です。
炊き込みごはんに感激♡
家族に
無事手術が終わったことを
LINEで伝えて任務終了！
左肩を動かすと痛いので
お昼寝をしました。
入院して始めてのお昼寝です。
寝ちゃうと痛いことを
忘れちゃいますから・・笑
痛み止めも効いているので、
夜には復活して
お友達とLINE三昧💖
新年会に参加できなかったので
「改めてまたやろうね〜💖」
とスタンプのやり取り・・
他愛もないことですが
退院後の楽しみが増え、
早く治癒するようにと
励みになったりします。
感謝ですね。
気がついたら
相棒だった車椅子が
どこかに消えていました。
（ちょっと寂しいような・・）
呼吸もすごく楽・・
あのドクンドクンという
自己主張型の動悸の音は
もう感じられない。
確実に今までと違う
新たな生活が
始まっている。
つづく
親愛を込めて！
With Joy & Love～