心身の穢れを祓い春を寿ぐ♡桃の節句(新暦上巳の節供) | 本質が活きる・みちひらきコーチング☆室井奈実

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「雨水」の頃から
「寒さが緩み始める」とは本当ですね。
東京は明るい陽射しと共に
一気に暖かくなりました。
 

 

本日は3月3日は桃の節句、
そして、
3月12日は
初巳の日(はつみのひ)で
上巳の節供
となります。

桃の花が咲く頃は
もう少し先なので
本来なら旧暦で桃の節句を
お祝いするといいのですが、

新暦の3月3日も「桃の節句」で、
春を寿ぐお祀りですし

河津桜🌸や枝垂れ梅も満開
ピンクのお花が似合う陽気なので

image
満開の河津桜
 

「桃の節句」「上巳の節供」について
書きます。

吊るし雛

 

 

 

桃の節句・上巳の節供

 

「桃の節句」とは・・
桃の花が咲く頃は
季節の変わり目がやってきて、
春の訪れを慶ぶ祭事とされています。


日本の古来からの歳時記では、
桃の節句は上巳の節供とも言います。

上巳の節供とは・・・

おひな祭りの起源で、
古代中国の「上巳節」からきており、
旧暦弥生(3月)の最初の巳の日のこと。

穢れを祓い、春を寿ぐ行事
だそうです。

旧暦弥生月の最初の巳の日は
新暦の3月下旬から4月の中旬に
あたることが多いです。

今年は閏月が入るので
4月22日が旧暦弥生3日
4月29日が初巳となります。
(ややこしいですね)

巳とは蛇のことで、
水の神さま。

蛇の脱皮をする頃をいい
人も身体や心の穢れを祓い、

春の暖かさや喜びを
受け入れる準備をするのです。


古来から
この季節の変わり目は
邪気が入りやすいとされ、

水で穢れを祓う習慣が
あったそうです。

 

厄を祓う流し雛とひな人形

 

水で穢れを祓うことから進化して、
紙や草で作られた人形(ひとがた)に
自分の体をなでて穢れを移し、
息を吹きかけ、
川や海へ流すようになったそうです。
(流し雛の原型だそうです。)

今でも神社の神池などで
この紙の人形で穢れを移し
厄払いをするご神事がありますね。


お雛人形を飾るようになったのは
江戸時代からで、

雛人形には
厄災を人に変わって
引き受ける人形(ひとがた)の役割
があり
女児の健康と幸せを願ったそうです。

だから雛人形は大事なのね。



余談ですが
お雛さま飾りには古事記からきている
という伝承説もあり面白いですよ。

ご参考記事コチラ
三人官女は宗像三女神☆おひな様と日本神話

 



 

旧暦の上巳の節供の頃のお祭り

 

旧暦の上巳の節供の頃、
通常は3月下旬から4月中旬
東京の荒川区の素戔嗚神社では
桃の花が満開になります。

お雛さまもたくさん飾られています。
特別な期間限定(4月1日〜8日)の
お祓いのお守りも授与されます。

都内で
疫病退散に強い神さまなので
私も毎年お詣りに行きます。

素盞嗚神社のサイトでご確認ください。

 


以前の参拝記事 コチラ
華やぐ境内☆桃の邪気払いと旧暦上巳の節供

 

上巳のはヘビを指すので、

「巳=蛇」は大地を護る母神

蛇(巳)は「ハハサマ」「カカサマ」と呼ばれ、
山にも海にも生息していていることから、
大地や海の下の見えない世界にいて
護ってくれる存在だそうです。
大地を護る母神ですね。

人間の心の奥も見守ってくれる
お母さん的な存在ですね。

大地と共にあることを感謝する
大切なお祭りです。

 

桃の木のパワー


桃にはとても不思議なパワーがあります。
大好きな花なので少しご紹介しますね。


桃の花は長く丈夫に生きる象徴

花冷えの頃に桃の花が咲きます。
桃の花は縦に伸びる様に咲くことと、
種の中身が身体を温めてくれることから
健康でいられる象徴とされてるそうです。

桃って見ているだけでパワーが
もらえる気がするのです。


古事記でも、
イザナギがイザナミの元・黄泉の國から
脱出する時に
桃の実を投げて鬼(邪気)を祓ったり

桃太郎のお話しでは
桃から生まれた正義の味方、
生命力の象徴だったりと・・

桃には種から実まで
不思議なパワーがある
とされています。
(私の一番大好きなフルーツです)



いずれにしても
桃の節句(上巳の節供)は
季節の変わり目に
身体も心も脱皮しながら
新たな春の慶びを迎えるお節句

なのです。

最後に・・
桃の字には
「兆(きざし)」が付いています

 

兆しを読む=未来を見通す

自分自身のことを深く知り
新たなに進化する時

という意味がありますよ。
 

 

長引く自粛生活で

特にエネルギーの流れが
乱れています。

心や身体・・取り巻く環境で
いろいろなデトックスが起きます。

身辺整理・・
断捨離やお掃除を
徹底的にしましょう!

桃の節句の京菓子「ひちぎり」

最後に・・
本来なら
桃の節句・上巳の節供は
旧暦の方がしっくりきます。

ただし今年は閏月が入るので
旧暦弥生3月3日は
新暦の4月22日

旧暦弥生初巳の日は
新暦の4月29日
となります。


もしかしたらデトックス期間が
少し長いのかもしれませんね。

お雛さまを飾るのは
旧暦の弥生月3日までという

風習もあります。

 

 

お雛さまを大事に愛でることも大切。
そして家の邪気を祓ってくれるので
少し長く飾ってみるのもいいですね。


実家では母が手書き友禅で描いた
お雛さまの軸が飾られています。

母のパワーで
家の邪気を祓ってくれるでしょう。
そして供養になるといいのですが・・


自粛生活もあと少し!
思いっきり動ける時まで
カラダに気をつけながら
しっかりと準備をしていきましょう

 

親愛を込めて!
With Joy & Love~
ハート


 

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