11W2D:再就職間もなく妊娠報告とか… | 歳の差3きょうだい母は乳がんサバイバー

歳の差3きょうだい母は乳がんサバイバー

中2長男、小5長女、3歳次男を育てるフリーランスのワーママです。
2024年3月、46歳で乳がんが見つかりました。
浸潤性乳管癌ⅡA/ER:+/PgR:+/HER2:-/Ki67:12% →リュープリン2年&タモキシフェン10年



分娩予定の大学病院での初受診の続きです。





長い長い大学病院でのタスクが全て終わりまして…

私「13時に戻るね」
上司「はちが戻ってきたらミーティングしよう」
※ミーティング=Teamsのオンラインミーティング

と言われて出かけたのに、帰宅して仕事に戻ったのは15時。


これまでも「to see doctor」とだけ理由を説明して毎週産婦人科に行っていたけれど、近所だったし空いてるからせいぜい2時間もあれば余裕で買い物して帰って来られた。

それが今回は「go to hospital」だったし時間も長いからさすがに上司も心配してくれたようで

「はち、大丈夫?どこか悪いの?」
と聞いてくれました。

※to see doctorは風邪ひいて近所の街医者に行くような感じ、go to hospitalは大きな病院で検査を伴うような感じで使います。

※上司は東南アジア出身の30歳前後の女性(多分未婚・子なし)です。

上司にいつ切りだそうかずっとずっと悩んでいましたが「今だ」と思い、

「あのね、妊娠したの」
「それで今日は大学病院に行って来た」

と伝えました。


すると、パソコンの向こうで

「Wow, congratulations!」(わぁ、おめでとう!)
「Is your No.3!?」(第3子?!)
「But, OH MY GOD! OH MY GOOOOOOD!!」(でもどうしよう、どうしよう〜〜!!)

と上司の叫び声がゲッソリゲッソリゲッソリ


実は私、この3月に3年ぶりに社会復帰したばかり…。
以前は普通に会社員として働いていましたが、今回これまでとは全く異なる業種の外資系企業と業務委託契約を結び、フリーランサーとして働いています。
ちなみに完全在宅なので東京に住んでる上司にも会ったことないし、固定給なので勤務時間の縛りもありません。基本的には決まった日、決まった時間までに、決まった仕事が終わっていればOK。(ただし即対応のトラブルはしょっちゅう起こるもやもや

3月に入社してバタバタと引き継ぎを終えたのが、妊娠に気づく前。
前任者が辞めて一人で仕事を回し始めたのが、妊娠に気づいた頃。

ようやく一人で1ヶ月仕事をして流れを掴んだと思ったら、妊娠だと?と上司は思ったことでしょうチュー

これがブラック企業だったらすっごいマタハラとか受けるのかもしれないけど、幸いコンプライアンスやマイノリティにはしっかり対応しているグローバルカンパニーですのでそんなことはなく、

「産休1年取るんでしょ?日本人みんなそうだもんね」
「ええ、いつが予定日なの?!」

と上司はテンパりつつもこれからのことを考えようとしてくれました。

テンパり過ぎてて採用した上司本人ですら忘れてるけど、私は正社員ではないので産休も育休も、育児休業給付金もないのですよえー

そう説明し、
「帝王切開だから出産直前までは働くよ」
「産後1ヶ月、できれば2ヶ月休みたい」
と申し出ました。

私の代わりに私の仕事をやってくれる人がいないのは、上司も私もよく分かってる。

ちょうど年末にかかるのでみんな長期休暇に入るから大丈夫かも(外資系あるある)、
まだ先なので会社と私の間に入っているエージェントに相談してみよう、

ということで落ち着きました。


フリーランスで働くことになったときはまさか妊娠するとは思ってないから、特に深く考えていなかったけど、フリーランスって本当に何の補償も手当もない。

今回私がもらえるのは
  • 出産育児一時金42万円
  • 自分で入っている医療保険の手術・入院給付金
のみ。


それでも時間に縛られず、契約以上の責任もないフリーランスの方が自分のワークライフバランスには合っていると思えるから納得はしていますニコニコ