ポケットHP / ポケット& /ご感想等 リンク集 / プロフィール
皆さまこんにちは!
岡山で「できた」の笑顔をつくる塾
ポケットの朝比奈明美です。
今年も夏講座を開講し、無事に終了しました。
何回かに分けてレポートしていきたいと思います。
今回は「読書感想文講座」について
今年の読書感想文講座は、
小学生は「チョコレート」がテーマ。
下記の本を選定しました。
小学校中学年
「ひと粒のチョコレートに」文 佐藤清隆
小学校高学年
「子どもたちにしあわせを運ぶチョコレート。〜世界から児童労働をなくす方法」白木朋子 著
同じチョコレートがテーマでも、高学年はチョコレートに絡む「児童労働」について考えてもらいました。
昨年「SDGz」について学んだ子ども達。その中の「貧困をなくそう」の中で話題になっていた「児童労働」
チョコレートという身近なものも、児童労働が行われているものがあるということで、真剣に考えていました。
認定NPO法人ACE事務局長の白木さんが、今まで取り組まれてきた活動を書いていらっしゃるので、説得力のある内容で、「私たちにできることは何か」を考えさせられました。
中高学年のテーマ「チョコレート」に合わせて、カカオ豆からチョコレートを作って、子ども達に体験のシェアをしてもらうことにしました。
「カカオ豆からチョコレート作りキット」
これが本当に時間も手間もかかって大変でした。
カカオ豆を洗う→20分炒る→すりつぶす(すり鉢とフードプロセッサー使用)→湯煎しながらすりつぶす→とろっとしたら砂糖を混ぜる→混ぜる→型に入れて固める→完成
数日がかりで夜な夜な作業をしたのだけれど、砂糖を入れるタイミングを間違って、敢えなく失敗💦
子ども達には、それぞれの作業の経過を教えるために見本を作り、すりつぶす作業もすり鉢でしてもらいました。
最後に「失敗したんよ。楽しみにしてくれたのにごめんな」と報告すると、「失敗しててもいいから食べたい!」と言ってくれましたが、お腹を壊してもいけないので、代わりに市販のチョコレートを配りました。
認定NGO法人ACE webページより
森永製菓のチョコレート
有楽製菓株式会社 webページより
市販のチョコレートは、上記の本の中に出てくる「1チョコfor1スマイル」「スマイルカカオプロジェクト」のもの。
近所のスーパーやコンビニで売っていました。
1箱購入すると1円寄付できるというこの活動が自分でもできそうだと感じてくれました。
高学年として、いろいろなことを考えて感想文を書いてくれました。
今回、思うところがあって、小学校高学年にはもう1冊準備しました。
上記と下記のどちらかを選んで書いてもらいました。
「13歳から分かる!7つの習慣〜自分を変えるレッスン」「7つの習慣」編集部 監修
この本はビジネス書では必読とされている「7つの習慣」を子ども向けに書かれたもの。
パン屋の青年のストーリーと並行しながらワークが行える内容になっています。
小6の子ども達にも理解しやすい文章です。
ポケットに今年来てくれている小6の子ども達は、サッカー少年が多く、クラブチームに所属している子もいます。
そうした子だけではなく、中学生になれば部活動との両立で勉強の時間を取らずに、気づくと成績が下がってしまう子も多いです。
対策として、時間の使い方を色々教えてきたのですが、それ以前の、根本的なものの考え方を知ってほしいと常々思っていました。
今回のこの本は、子ども達にとってはとても新鮮だったようで、「本を読む前と後では考え方が変わった」「今読んでよかった」など、素直に受け止めてくれました。
思い切って選んでよかったと思いました。
中学生「13歳から鍛える 具体と抽象」細谷 功 著
これまたちょっと変わった本を選んでみました。
これは、読書感想文講座を毎年受講してくれている中1の子に今必要な本は何か。というピンポイントな選び方をした本です。
元々、「論理エンジンキッズ」で具体と抽象を国語文法の中で学んできた子ではあるけれども、実生活の中でどう考えるか、どう使うかまでには至っていなかったので、中学生の早い時期に考え方を知ってほしいと思い、この本を選びました。
中学生になると、読書感想文の枚数が3枚から5枚に増えるので大変そうではありましたが、最後に書き上げた時はとても嬉しそうでした。
内容的にも現時点のその子にとってはベストな感想文になったと思います。
結果的に今年は全て自由読書になりました。
課題図書を選ぶ年もありますが、ポケットの子ども達は読書嫌いで感想文嫌いのお子様が多いので、「嫌いでも読みやすい」「内容がわかりやすい」「興味をもちやすい」という基準で選定しています。
今年の本はどれも子ども達に好評で良かったです
読書感想文といえば、大人の中には「大嫌い!」という方も多いと思います。
実際、講座を受ける前は子ども達も及び腰で、親に申し込まれて渋々な感じ
でも、スモールステップで書いていく内に、どんどん書けることが嬉しくなり、清書が終わった時の達成感が癖になって、終わった瞬間に「来年もまた受けたい!」と言う子がほとんどです。
「自分が感じたことや思ったことをそのまま書けばよい」という場面は、学校生活でも実は案外少ないと思います。
「正解は何なのか」探りながら書いたり言ったりすることが多いのではないでしょうか。
けれど、この読書感想文講座では、自分が感じたことをそのまま言葉にするように指導するので、それが心地よいのです。
読書感想文はインプットとアウトプットを交互に行うので、実はとても頭が疲れます。
それでも「また受けたい」とリピートしてくれるお子様が多いのは本当に嬉しいことです。
子ども達の感想
小5 Aさん
いいものが書けました。
たくさんアドバイスしてくださってありがとうございました。
目の前でチョコレートを作ってくれたのは印象に残りました。
本当にありがとうございました。
小6 Bくん
下書きで5・6枚書いても、3枚に内容を縮めてもらえる。
縮めるのも、先生が付け足すのではなく、自分が書いたことを削ったり付け足したりしているから、しっかり自分の力で書いた実感がある。
自分で作文の書き方を少ししか理解できていなくても、本の内容をある程度理解し、メモをしっかり書けば、とてもよい感想文を書けた。
小6 Cくん
初めて(読書感想文講座を)受けるので、うまくできるか心配だったけど、先生がうまく教えてくれたので、楽しく感想文が書けました。
(予定があって)みんなより一回り遅れて間に合わないと思ったけれど、家で(メモを書くのを)やりまくって追いついた時が嬉しかったです。
また来年も受けたいです。
小6 Dくん
オレチャンは読書感想文講座3年目なんですが、今年も書きやすかった。
この塾独自のやり方があり、スムーズに進められます。
みんなしーんとして頑張っているのではなく、楽しくスムーズにやっています。
ポケットの先生の指導について
困ったことがあればすぐに対応してくれます。
付け足しはどういう風にすればいいかや、いらないところを教えてくれます。
優しく対応してくれるので「うっ」とはなりません。
大じょ〜ぶ〜
大じょ〜ぶ〜
小6 Eくん
感想の書き方などを詳しく教えてもらいました。
下書きの書き方なども教えてもらい、とても良い感想文ができました。
小6 Fくん
今年の3月からこの塾に入らせてもらい、読書感想文講座に初めて参加させてもらい、読書感想文を初めて書きました。
最初はどうなるのかと思いました(笑)
先生は、選んでくれた本をわざわざ読んで、いつでも解説してくれるものすごく熱心な先生です。
そして、友達と一緒に書いていくので、笑いながら競争して熱心に取り組める環境です。
塾のような厳しい環境が苦手な人でも楽しみながらやれる場所です。
ぜひポケットまでお申し込みお願いします!!
小6 Hくん
読書感想文講座で前までは自信がなくて困っていたが、先生が教えてくれるので自信がついたので、あきらめずに立ち向かいました。
先生は優しく対応してくれました。
優しく声をかけてくれるので気楽に話せます。
正直な子ども達が書いてくれた感想が嬉しいです。
また、SNS掲載許可の話をしたので、察して生徒募集の勧誘のような文面になっているのも可愛いです
ありがとうねみんな。
学年も色々、発達段階も様々なお子様がいらっしゃるなか、最適解を見つけるのは簡単ではありません。
だからこそ、一人ひとりの子ども達にしっかり寄り添い、その子にとっての最適解を探し続けたいと思っています。
読書感想文講座もそうです。
全体に等しく指導する部分と、一人ひとりに寄り添う部分とのバランスをとりつつ指導しています。
また、大人がアドバイスし過ぎて本人の文章がほとんどないような感想文だと、子ども達は自分が書いたという実感も愛着も失ってしまいます。
だから、あくまでも本人の文章を大切にして仕上げていきます。
だからこそ、「また受けたい」と言ってくれるのではないかと思っています。
開塾以来開講している、今回で17回目の読書感想文講座。
読書感想文講座は毎年大人気で申し込み開始後10分で満席になるクラスも。
本を選んで全て読んで、レジュメやパワポを作り、添削して清書原稿を作成…準備等に手間も時間もかかるのです。
でも、リピートしてくれる子ども達が多く、楽しみにしてくれているのでやめられません。
来年はどんな本にしようか、今から楽しみです。
******************************
「できた」の笑顔をつくる塾
ロゴからHPへ飛びます
体験入塾お申し込みはこちら↓からご予約くださいませ
(体験入塾希望日が決まっている方はこちらから↓)
************************************
小さな塾のはじめ方講座
ロゴからHPへ飛びます