昨日のクロ現「殺処分の裏側」と命の尊厳 | MIOUスタイル

昨日たまたまつけていた某N○Kさんの

クローズアップ現代、『殺処分の裏側』。

 

 

犬や猫たちの殺処分0を目指す、

という行政の掛け声によって

皮肉にもキャパオーバーになった動物愛護団体が

崩壊するパターンが増えているとのこと。

 

 

行き場のない猫やわんこを

保護する施設が絶対的に不足し

狭い場所で大きなストレスを受けながら

過ごす犬や猫たちの姿に思わず涙・・・

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動物たちの苦痛なく幸せに暮らす権利、

とそうしてあげなければいけない人間の義務、

ということを考えさせられました。

 

 

 

そして今日の東京新聞に

驚きのこんな記事がえっ

 

題して『ロブスターの権限』。

 

ジャーナリストの木村太郎さんの

記事なんですけど

 

スイス政府がロブスターを生きたまま

ゆでることを禁止したんですって!えっ

 

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スイスには「動物福祉法」という

法律が制定され動物の尊厳と福祉を

守ることが義務付けられているそう。

(木村さんによると

「ロブスターの安楽死法」、って書いてある。)

 

記事には

「ロブスターなどの甲殻類は

高度な脳組織を持っていて

生きたままゆでられると

大きな苦痛を与える

ことになる」とあります。

 

 

また輸送するときも

氷漬けや氷水に浸しちゃいけないんだって!

 

この記事を読みながら

 

昨晩見た狭いスペースで

ぎゅうぎゅう詰めになってる

わんこたちの哀しそうな目を思い出し

 

 

私たちももう少し人間以外の

動物たちの「尊厳」について

皆で考えなきゃいけないよなぁと

しみじみ思いました。

 

 

と、同じ日の東京新聞に

更なる驚きの記事がっえっ

 

 

クローン猿、2匹誕生』!!

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あ~もうこれは

生きる尊厳とかそういうモンダイを

超越してないか!?

 

クローンのお猿さんたちの写真も

載っているんだけど

2匹が怯えた表情で(と、私には見えるしょぼん

抱き合っている。

 

なぜクローン猿を誕生させたかと言うと

「サルを使って人の薬の効果を

確かめる実験に役立つ」と。

 

う”あぁぁぁぁ~~~!!

 

私はその「人」だけれども

クローンのお猿さんの実験によって

作り出された薬で助かりたいとは

思わない・・・

 

 

そして記事は

「サルでできたなら次は

人で(クローンを)作るのでは、

という社会不安も招きかねない」

 

とする生殖医療研究部長の声も

載せています。

 

そうだよね~おサルでできたならヒト。

 

 

そのうちあのカズオ・イシグロ氏の

小説「(「わたしを離さないで」)みたいなことが

現実で起きてくるに違いない・・・ガーン

と、私も思う。

 

 

 

クローズアップ現代で言ってたのだけど

そもそも猫や犬の「ペット」たちは

人間の都合で作り出されたモノ。

 

羊やサルのクローンも

全く持って人の都合で作り出されたモノ。

 

いやいや、モノ?

ではなく「いのち」だよね!?

 

 

ロブスターと同じように

そういう人間の都合で

作り出された「いのち」に対しても

もう少し私たちは謙虚にならなければ

いけないのでは?

 

(私たちっていつから神に近付いちゃったのか!?)

 

 

このままではいつか大きなバチが当たりそうな

気がするよ得意げ