国防部会・安全保障調査会 合同会議に出席し、今月12日、19日、そして一昨日の夜中に発射された北朝鮮による弾道ミサイルについて説明を受けました。
12日のミサイルは約74分という長い時間飛翔していたことを皆さんも覚えていらっしゃると思いますが、これはICBM級弾道ミサイルで、最高高度は6,000キロを超えており、過去最高とのことです。
また、一昨日のミサイルは韓国の済州港にアメリカの原子力潜水艦が寄港したことに抗議するものとのこと。
いつも「日本は遺憾砲のみ」と、批判されていますが、今月の12.13.16日に航空自衛隊とアメリカ空軍が、また、16日に海上自衛隊と米・韓海軍が各種戦術訓練を行なっています。
北朝鮮は国民が困窮しているにも関わらず、いつでもどこでも何発でもミサイルを撃てる体制を構築しつつあります。そのバックには中国、ロシアがいるとされ、国連も制裁には及び腰です。
台湾では一昨日から、4日間に渡り、国内すべての地域で大規模な避難訓練が行われています。
日本国民はミサイルに慣れっこになってしまっているかもしれませんが、脅威の度合いは増しています。