昨日の朝も自由民主党国防議員連盟 勉強会から。
米中「新領域」技術への取り組み(AI、ロボット、量子暗号など)」と題して、峯村健司 朝日新聞編集委員(外交・アメリカ中国担当)、青山学院大学客員教授に講演いただきました。
軍事を研究する大学等の学術組織も諜報活動を行うインテリジェンス組織も無い日本。インフルエンスオペレーション(影響力工作)も進んでいます。
私はスパイ防止法の必要性等について質問しました。
まだ、状況把握すらできていない。どのくらいのスパイがいるのか?どんな活動をしているのかを把握しなければ必要な法律は作れない。
内調、公安は優秀だが、対外組織が無いため、敵基地攻撃能力と言っても情報が取れないことが問題。
とのことでした。
また、日本の技術の流出例として、某国立大学(実際には大学名も出ました)の中国人留学生が持ち帰った技術で極超音速ミサイルが開発されたのは間違いないとおっしゃってました。
また、メディアに対する中国の関与に関しては、財政状況が悪いところはかなり侵食されていること。そもそもメディア買収は中国が得意とする戦略。具体例として五大新聞社の一つの名前を挙げられました。
毎回この勉強会からは、メディアでは絶対に報じられない情報がたくさん出てきます。