愛知県知事選挙。
とても残念な結果に終わってしまいました。
http://www.nhk.or.jp/senkyo2/senkyo/
先週はほとんど名古屋にいました。
みんなの党公認候補 薬師寺みちよさんの応援です。
今回の選挙は「地域政党VS既存政党」という構図ばかりが取り上げられましたが、その中で
みんなの党は本当の「手作り選挙」を最後までやりとおしました。
支援団体も何もない、組織に頼らない選挙。
それはイコール「お金のかからない選挙」でもあります。
全国から同じ志を持つ仲間が手弁当で集まってきました。
事務局も何もかも全部ボランティア。
ずっと劣勢が伝えられる中、最後まで全力で戦った薬師寺さん。
彼女が訴えていたのは有権者にとって耳障りのいい政策ではなく、「自分の身を切る」ことで進める公務員制度改革。
そして、国の言いなりではない真の地方分権、地域主権で愛知を元気にする政策でした。
最終日、湧き上がった「薬師寺コール」の中、スタッフみんなで抱き合って泣きました。
これが本来の姿だと強く思いました。
このやり方が否定されるようではいつまでたっても日本は変わらないと。。。
組織のある人間、お金のある人間しか選挙を戦えない。
だから、二世やしがらみ団体の幹部しか政治家になれない。
それを変えなければ、日本はいつまでたっても国民のための政治なんてできないんです。
動員で集められたのか、やる気のない顔の人たちが延々続く、だらだらパレードも見ました。
人間より旗の数のほうが多いのではないか?と思ってしまう、いかにもお金のかかった陣営もありました。
人気のある大臣が来るということで、携帯のカメラを手にした人たちでごった返す駅前広場。。。
全国から注目を集めた今回の選挙戦。
我々「みんなの党」の戦いは、ほとんどマスコミに取り上げられる事はありませんでした。
団体に頭を下げれば何千票、何万票ともらえるかもしれません。
でもしがらみを持てば改革はできない。
だから、愚直に街頭演説とビラで有権者一人一人に政策を訴えていく。
薬師寺さんはこの姿勢を最後の最後まで貫き通しました。
彼女のように覚悟と志を持った人こそが政治家になるべきです。
この選挙のお手伝いをさせていただいて、大きな勇気をいただきました。
本当に感謝しています。
「そんな奇麗ごとでは変わらない。」
必ず言われる言葉です。
だからこそ、正直に真っ直ぐに本当にまっとうなことをぶれずにやり続けなければならないのだと思います。
いつか変わる日を信じて。