Salmon Podcastという番組がタイであるそうで、そこで「World Y」と題して『Bad Buddy』放映中のOhmとNanonへのインタビューが行われました。1時間にわたる放送です。私は俳優や監督のインタビューなどが大好物なのですが、残念ながら雑誌は勿論、多くの番組もタイ語なのでわかりません。ところがこの動画に英語字幕が付き、それでワールドワイドにこのインタビューを見ることができます。
ざっと観ていたのですが、あまりにも貴重な演技論などの話。これは記事として残しておきたいと思い、英語が未熟にも関わらず邦訳してみました。もしも明らかな間違いなどありましたら是非ともお知らせください。マジでよろしくですー

動画公開は2021年12月14日です。
かなり長いので2回に分けて掲載します。
---『Bad Buddy』について思い浮かんだことから質問をします。まずはOhmにこの質問を。
あなたは以前にBL作品はもう出ないと言いました。しかしあなたはNanonとだったのですぐにオファーを受けましたね。
Ohm 実はBLは絶対にやらないというわけではありませんでした。しかしBL出演は僕がずっとやって来た仕事のパターンになってました。僕がBLジャンルだけをずっと演じてきたということを考えると、何か違うジャンルの作品に出たほうがいいと考えたのです。(Bad Buddyの)オファーを受けた時、あらすじを読み、パートナーがNanonだと知ってやりたくなり、オファーを受けました。
---Nanonは「Safe House」で「それぞれのキャラクターから抜け出す時間が必要だった。しかし『Bad Buddy』を演じる前に自分のアイデンティについての問題を抱えていた。自分が誰なのか思い出すことが出来なかった」と。
Nanon はい
---その時の気持ちを知りたいのですが。何故そう思ったのか、そして真の自分にどうやって戻ったのか。
Nanon 僕が本当にキャラクターに没入して演じた最初のドラマについて戻って話します。『My Dear Loser』です。その前の『Secret Love』(2016年)や 『Ugly Duckling』(2015年)は仕事をただ楽しんでました。俳優として自分の役割をあまり気にしていませんでした。しかし『My Dear Loser』のとき、ディレクターのKaew Chatkaew Susiwaがキャラクターの新しい面をみせてくれるところまで連れてきてくれました。僕は演じることが本当に好きになりました。それは僕が全力を尽くした最初のドラマでした。僕は自分の性格、アイデンティティ、さらには考え方まで変えました。西洋では「演技メソッド」と呼ばれています。僕がしたのは同じようなことでした。そのメソッドを完全に受け入れる自信はありませんでした。なぜならそれに取り組む時間を多く持っていなかったからです。でも出来ることはしました。『My Dear Loser』は自信の無い敗者についての物語です。僕はそれまではいたずら好きで自信を持った普通の男の子でした。しかしこのドラマの終了後、自分がいつもの自分ではないことは明らかでした。僕は他の人と距離を置き、そしてその状態は悪くなりました。その後、仕事に戻ったらその状態は消え、普段通りに戻りました。
『The Gifted』(2018年)と『The Blacklist』(2019年)に出演したときも同様のメソッドで演技しました。キャラクターに入り込み、物語を吸収しました。そのキャラクターが物語を生き生きと描写するために、自分の考え方や性格をそれに合わせて変えました。したがって、撮影期間中は僕の考えは役の彼らと同じだったでしょう。『The Gifted』撮影中、僕は学校での生活でそれを積極的に取り入れました。「それは正しくない」「先生が僕らにしたことは間違ってる」または不公平なものに出会ったとき、僕はそれを変えたいと思ったでしょう。『Blacklist』撮影中のことはOhmに聞くことも出来ます。Ohmはそれを感じてた。Ohmは、通常の僕と演じているときの僕との明確な違いを見た人です。
Ohm はい、そうです・・・。
Nanon 激しい。かなり激しいです。
Ohm 彼は群れのリーダーのように振る舞ってました。実生活でも大胆なギャングのボスのように。
Nanon 僕はキャラクターのように攻撃的でした。
Ohm 反抗的、そんな感じでした。
Nanon はい、それがどの時点だったか覚えてないのですが、僕は精神科医にかかることを決めました。眠れなかったのです。朝7時か11時に寝てましたがそれは全く間違ってました。
---それはあなたの睡眠のルーティンではなかったと。
Nanon ええ、そうじゃなかったんです。それで精神科医に診てもらうことに決め、そこでかなり深刻な不眠症と鬱病を併発してると診断されました。
Ohm かなり深刻そうだよ。
Nanon 確かにそうです。僕は、病気になった。僕はかつて母に、俳優になるのは魂と引き換えのようだと言った。誰かの魂を貰って別の男になるような。あなたが尋ねたようにどうやって真の自分に戻ったのかといえば、それは自分の目標を設定することだと思います。僕の症状は当時、仕事がなくなったときに起こりました。仕事が出来なくなった時、僕は目的を失いました。しばらく自分の人生に目標を持ってなかった。そして仕事の企画をもらったとき、僕はそれをどうやってやるかに集中した。
---目的を失ったのはCOVID-19のせい?
Nanon 部分的には。パンデミックの間、僕はいくつかのことで燃え尽きてしまった。
---私もです。誰しもそうなったと思います。
Nanon ええ、みんなです。(Ohmを指して)コイツ以外は。彼は近所でジョギングしエクササイズしてました。
---体をシェイプすること、それが彼の目標に違いない。
Nanon そうなんです、彼は達成する目標がありました。でも僕は特になにかを達成する目標を持ってなかったんです。僕の目標はある程度外部の状況に依存していたのです。
---Ohmの目標は自分自身に?
Nanon その通りです。
Ohm それは僕が外部の環境に依存できなくて、何もできない状態で家にいて、自分自身に焦点を置き、何ができるかを考えました。自分が取り組むことのできることに目標を置いただけです。
Nanon 僕が知る限りOhmの幸せはいつもこんな感じです。彼はシンプルな生活と仕事とフィットネストレーニングに満足してます。自分が望む体を作ったことに自信を持ち、それに満足しています。しかし僕はいつも野心を抱いた人間です。パンデミックが起こったとき、僕は完全に燃え尽きてしまいました。僕はほとんど何もできなくなりました。ただ起きて食べ寝て、起きて食べて寝て。そして一日一回しか食事してませんでした。それで僕は・・・ああ、パンデミックの間、とてもひどい状態でした。起きて、何をしたらいいのかわからなかった。僕がこれまでやってきたことに戻れる保証は何もなかった。
---それはだいたい半年続きました。
Nanon はい。そしてcovid-19に感染しました。
---ああ、あなたが学んだ教訓がいくつかあるはずです。あとでこの点に戻りましょう。ふたりに次の質問です。どのようにPatとPranを見ているか、です。「Safe House」でお喋りしてたのは・・
Nanon ええ、Safe House での会話は一番最近のものです。
---Safe Houseの中での会話で、Ohmが「NanonはPranの役に入っていない」と気付いた、と。
Ohm 実はNanonが役に入ることができなかったのではないんです。しかし彼は前のキャラクターから離脱することが出来ました。それはNanonがPranになることを妨げる壁でした。Pranのようなものを理解することが出来たけれど、彼はそこに到達できていなかった。わかりますか?
Nanon 要するに僕はOhmにそんなに心を開いてなかった。
Ohm その通り。僕にもPranにもPatにも、なにもなかった。
Nanon 更にはAof監督にも、スタッフにも、脚本にも、キャラクターにさえも。
Ohm 壁があった。
Nanon そうです。いくつも壁を作り、そこに飛び込むことを恐れました。
---今までにこのジャンルのドラマに出演したことがなかったからですか?
Nanon はい、それも理由の一つです。覚えてる? GMMTV2021の製作発表で・・
Ohm ああ、わかった。僕に話させてください。制作発表の日、僕とNanonはとても興奮してた。僕たちはとてもポジティブに考えてました。でも壇上に上がる前にNanonがすごく震えてました。抱きしめたり慰める必要のある人のように震えていました。
---安心させる必要がある人のように。
Ohm そうです。彼は大騒ぎしたり仕事を拒否したりしてはいません。でもそれは彼が今までやったことのない仕事が公式に発表される故の自信の無さの表れでした。Nanonがステージに立ったとき、僕も最近観たんですがあなたがもし録画を見直したら、彼が少し奇妙なことに・・・
Nanon ナーヴァスな
Ohm 神経質な行動に気が付くと思います。(註:見返したけれど、確かにNanonが手汗をこっそりスーツで拭いているのと声が上ずっていること、あと表情が結構硬いなとは思うけれども、言うほど奇妙とは思わなかった)。神経質で気が進まない感じ。
---何かから立ち往生してるような。
Ohm ステージから降りた時、Nanonは一時的に少し意識を失いました。意識を失ったというのはある意味、自分の気持ちに追いつかないという意味で。
Nanon 僕は気持ちを処理していた・・
Ohm その感情はなんなのか、何が起きたのか、
---それがポジティブなものかネガティブなものなのか。
Ohm そうです。僕たちは環境や、または実はNanonがこの状況でどう感じているか予期できなかった。僕たちがステージを降りたあとも幾つかのドラマの紹介がありました。しかし僕たちは控室で1時間ほど、プライベートで話すことに時間を費やしました。誰もこのことは知りません。
---僕たちに話してくれてありがとう。
Ohm でもそれはネガティブな感じじゃないんです。
---わかるわかる。Nanonはただなにか不確かだった。
Ohm 会話の中で僕は、彼が何を感じどうしたいか聞きたかっただけです。それを彼は言うことが出来た。僕が理解することが出来れば彼を助けることができます。僕の経験に基づいたことを彼に伝えることが出来ました。
Nanon それは・・・興奮してたけど恐れてもいた・・・って感じかな。Ohmはそれを分析する一人でしょう。「それは君にとってただの新しい感覚だよ」と。それから彼は経験と、僕たちが一緒に仕事をすることについての期待について語ってくれました。なぜなら僕は率直に言って・・・何が起こるかがわかっていないアウトサイダーだったからです。
---別の質問ですが、キャラクターになるためには?私は、強迫性障害かなと思われるキャラクターにとても興味があります。 Pranは、箸の長さが等しくなければならないとか、色鉛筆の分類、そして高度に準備されたスケジュールなど、かなり執着を持ってます。あなたはそういう障害についてどのように学んだり演技したりしたのが知りたいのですが。
Ohm 君は僕からそれを学んだって言ってよ(笑)。
Nanon 君の強迫性障害的な行動はきちんとしたベッドシーツでしょう。さもないと彼は眠ることが出来ません。
Ohm 完璧に。
Nanon 目覚めたあと、彼はブランケットを畳み、きちんと片づけます。TVの位置は対象でなければなりません。でも、僕の強迫性障害行動は彼のとは違います。もし彼が寝具にこだわるとしたら、僕はプラモデルのコレクションの配置にこだわってます。僕はOhmの家に行き、彼の整理されてないプラモデルやフィギュアのコレクションを見ました。
Ohm 僕はそれに関してはあまり気にしていません。
Nanon でも僕は全然違います。
---あなたは違うことに執着してるの?
Nanon そうです。そこは違います。僕はググってその障害について自分自身で学びました。自分の周囲にその障害を持っている人を知らなかったからです。
---Ohmはどうですか?完璧主義のようだけど。
Ohm そんなことはないです。人生に完璧は要らないから。完璧主義者じゃないし、すべて完璧である必要もないです。自分の顔でさえ、自分の頬を左右対称にしたいと思ってません。しかしなにかが左右対称でないと僕はイライラします。
---NanonとPranの強迫性障害の程度の比較を教えてください。Pranの症状のほうが重いんじゃないかしら。
Nanon ええ、Pranは結構重いです。僕は程度はせいぜいレベル1ぐらいだと思いますが、Pranの程度はレベル8~9ぐらいです。
---OhmとPranの比較では?
Nanon 僕はOhmはレベル6辺りだと思う。
Ohm 実は僕はPranを見ていて、Pranの性格に僕ととても似ているところを見つけました。例えば最初のシーンで彼が色鉛筆を整理していたところ。それは僕もやることです。僕たちは似た特性を持っていることがわかります。
---もうひとつ私の心に浮かんだことで、Safe HouseでNanonが「自分はどのキャラクターも100%削除することが出来ない」と言ったことについて質問します。では、今私に話しているNanonは何%がNanonで、何%がPranなのですか?
Ohm おおー、この質問・・・(笑)
Nanon あなたと喋っている僕が誰なのか、僕はわかりません。
---本当ですか?
Nanon 僕は仕事をするたびにそうだと言えます。MC、歌手、俳優、その他さまざまのいろんな役割を持っています。仕事をしてる時、例えば、俳優として、ドラマの撮影のためにそのキャラクターを使います。「スクールレンジャー」のMCのときは、そのために別のキャラクターをセットします。そして自身のプログラムのためには違うキャラクターを用意します。一人でステージで演奏するとき、他の人と一緒の時も違うキャラクターになります。
---あなたが達成するために作ったキャラクター間を切り替え続けているみたいですね。
Nanon そうです。もし誰かがNanonを定義してとか、Nanonはどんな性格かとか尋ねられたら、僕にはその質問に答えられません。それは僕がそれらのキャラクターから出てこなかったから。それがもしかしたら仕事のしすぎのせいなのかどうか、僕にはわからない。本当にわからない・・・今、僕がPranの特質を持っているかもしれない。でもそれらの特性がいつ消えるのか、Nanonとなるのは何なのか、僕にはわかりません。Nanonの性格って何?そんな感じです。そうだけれども、僕はやっと自分を取り戻し、来月、新しいドラマの撮影に入ります。僕が入る必要のある新しい物語の新しいキャラクターです。僕はあなたに、Nanonはこんな感じの人だと言うことが出来ません。当面は僕さえそれを知りません。僕はそれを忘れてしまってるんです。
---あなたの性格は不明確ということかもしれませんね。では、あなたに残っているPranの特性は何ですか?
Nanon 控えめ。
---控えめ?感情を表現することを抑えてるってこと?
Nanon はい。僕はいつも、どう感じたのか言うOhmのようだったと思います。でもPranを演じて、僕はもっと控えめになりました。熟考することにもっと時間を使います。
---わかりました。ここでOhmについて質問があります。あなたはSafe House の中でいつも、すべてを集めたと言ってました。あなたは自分の表現から学び続けていると言ってました。それは教訓や起きてしまった失敗もすべて?OhmはPatから何を学んだのか教えてください。
Ohm Patから学んだこと?何が正しいか間違ってるかを学ぶことではありません。しかし僕自身と繋がることのできるPatの性格のある部分、そしてそれを保持することは、それは僕のアイデンティティの一部になっています。これはNanonの演技法とは全くの正反対です。僕のアプローチは、すべてのキャラクターを設定し続けるNanonの方法とは違い、自分が経験したことはなんでもすべて集めることです。全体ではなく、その一部です。2丁目を通り過ぎた時に僕が何かを見つけ、それを拾った。そして3丁目を通り過ぎた時に別のものを見つけ、それも拾った。すべてが僕の中にあり、それらを通じて学ぶことで成長し続けています。それゆえ、僕がPatから学んだことを具体的に答えることが出来ません。しかし確かなことは、Patとして『Bad Buddy』から得たことは、彼を演じる前は僕はある程度は自信があり、そしてまあまあタフな男でした。しかしドラマの撮影後は、まるでしっかりとした姿勢で地に足を置いた・・・、Patを演じる前は大人の前に立ったら少し怖れを抱いたり自信を無くしてたでしょう。見た目も良くなかったかもしれません。しかし撮影後は自分の位置や行動に関係なく、自分自身がそこにしっかりと力強くそこにいると感じています。それはとても明らかです。僕が神経質になったりまたは恐れているものに出会ったときに、自分の中のPatのキャラクターが影響を及ぼし、そういう力強い気持ちになっていると感じました。『Bad Buddy』の前はこんな風に座ってなかったかもしれません。多分・・(と少し肩を丸めて声の張りを落とし)「はい、そうですね・・」みたいな感じで。でも今は以前よりリラックスして座っています。
---さらに自信がついたということですか?
Ohm そうですね、地面に足がしっかりついた感じ。どう説明していいのかわからないです。
(註:Ohmは Root Chakraという言葉で少し説明しようとします。ヨガで体の根を支えるチャクラがあるのですが、それのことでしょうか。多分、心身がしっかりと安定したということを言いたいのかと思います)
Ohm それは長い間、自分の課題でした。ステージに立つとき、大人に会うとき、誰かと話すとき、または緊張する状況のなかにいるとき、自分の足は地面になく、僕は怯えてました。しかし今こうなって自分の心から自分らしく話せるようになりました。
---ふたりともこれを言ってたので興味があるのですが、おふたりは普段、緊張をどう処理するんですか?例えばステージに上がるとき、どんな方法で落ち着かせるんですか?
Nanon 僕の直近のコンサートはビッグマウンテン・コンサートでした。夢が叶ったようでした。僕はかつてステージを見上げてたこどもでした。
---観客からアーティストへ。
Nanon それで僕がそこに上がったとき、僕は魂に敬意を払いました。(ワイをしながら)これは母が教えてくれたことです。魂に祈れと。すべてがスムーズにすすむように。しかし僕の場合、自分自身ですべてを学んできたので、自分の前にあるものに飛び込み、それを楽しんできました。どこで聞いたか覚えてないのですが、こんなフレーズがあります。「ステージは私たちのもの」。みんなで楽しみ、楽しませることがすべてです。もし僕が楽しいならみんなも楽しいでしょう。「ステージは私たちのもの」、僕のステージのルールです。僕がステージに立ってないときは、僕は少しはずかしがり屋か何かに見えるかもしれません。でもマイクを握り演奏が始まると僕は違うものになる。
---なるほど。Ohmはどう?
Ohm 僕は一番直近のステージはすごく前のことなので話したくないな。
Nanon 前のっていつだったの?
Ohm ほんと覚えてないんだ。実際に観客がいた最後のステージは・・・
(註:大学の授業で行ったプレゼンテーションの話になります。ちなみにOhmとNanonは現在、シーナカリンウィロート大学のソーシャル・コミニュケーション・イノベーション科に在学中)
Ohm 以前は勇気とか自信を持っていなかった。もしも僕がステージに立った時の古い録画を見たら僕はいつもこんな風に立ってたのを見ると思う(とワイをする)。僕は賞を受賞していたけれど、こんなふうに感謝を示してました。しかしPatを演じたあとでは、僕は観客を掴む必要があるように思いました。何があっても彼らと繋がってないといけないと。今はわからないけれど言葉で納得させる方法はある。僕はお喋りだし言葉も得意です。僕は十分に準備しないといけません。例えば僕がステージで歌うとして、自信をもってステージに立つため、自分がうまく歌える自信を持っていないといけない。そうしないと、観客から応援をされたとしても、僕が上手に歌えなかったら僕は自信を無くすでしょう。みんなが自分を褒めてくれたとしても、僕がそう感じられなかったら僕は自信が持てません。
---あなたはパフォーマンスをする前にやろうとすることに自信を持つ必要があるってことですね。
Ohm はい。方法に関係なく僕は自分に自信を持ってないといけないんです。それが大きなものでなく、クラスでプレゼンテーションのようなものでも、僕の発表が彼らの心に引っかかってるか、クラスメイトを確実に観察します。それですでに僕は自信を持っています。しかしパフォーマンスに関してはあらかじめ十分な準備をする必要があります。
---Ohmは・・・オーガナイザーのようですね。事前に準備するので即興で何かをやる必要はない・・・。それはあなたにとってどのように機能してますか?
Ohm そんなことはないですよ。即興で多くのことをしています。僕の大学での作品は僕の即興での仕事の結果です。僕にとって重要なイベントだけです。それに多くの努力を注ぎ、結果に焦点を合わせます。それは時々しかないことで、クラスでのプレゼンテーションの場合は、もしも10回必要だとして僕は2回しか準備に充ててないかもしれません。でもその時が僕の最高のパフォーマンスになるでしょう。そうなるように僕はします。
動画はこちらです。
話に出てくるGMM2021の『Bad Buddy』紹介は2時間12分7秒ころからです。
このPod Cast動画はこちらです。