SUGA | Agust D TOUR 「D-DAY」 in JAPAN | akaneの鑑賞記録

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歌舞伎や演劇、映画、TVドラマなど鑑賞作品の覚書

 

 

 


SUGA | Agust D TOUR 「D-DAY」  6/2~4、3日間の日本公演が終了しました。

まず最新情報から!

★『SUGA | Agust D TOUR 'D-DAY' in JAPAN』ファイナル公演が、8月27日(日) CS放送「TBSチャンネル1」にて8月27日(日)テレビ初独占放送決定!


★そしてソウル公演も!
6/24~25 SUGA | Agust D TOUR 「D-DAY」 in SEOUL オンライン・ライブストリーミング決定!






さて!私も行ってきましたよ!

嵐の6/2!ぴあアリーナMMへ!

 

 


絶対当たらないわ…と思いながらも、まずは応募しないと、と思って、ファンクラブ先行に申し込んだら当選!!
「これは絶対VIP席にアップグレードする!!」と申し込んだら、それも当選!!!
いやーーー運を使い果たしてしまったかもしれん。

 


となると!曲と歌詞を覚えなくてはなりません!!
かなり歌うみたいだから。

 



4月からのアメリカ公演の情報を元に、ARMYの皆さんがセットリスト順に並べた音源やYoutubeを作ってくれたり、歌詞カードを作ってくれたり。
それはもう本当に助かりました。

凄い労力ですよね。ありがたい。

 


全ての歌詞で歌うところをマーキングして

 


カナルビを振ってくれてるのですが

 

 

 

 


呪文じゃね??

 

 


いやー。韓ドラで使われているようなフレーズとも全然違うし、意味も分からず丸暗記って…

ともかく曲を毎晩聞き込みました。
常に歌詞カードも持ち歩いて。


受験生か?

 

 


でも全然覚えられなくて、「いや、私こんなにおバカさんだったかしら?」って驚くほど覚えられなくてショック。


メドレー含めて24曲もあるんですよー  大変だよー




といいつつ、当日を迎えました。

まずお昼ご飯は陳健一さんのお店「陳麻婆豆腐」へ!

 

 

 

都内にも何店舗かあるんですが、私はランドマーク店の味が一番好きで、みなとみらいに来ると必ず食べます!
スパイスが効いていて本当に美味しいんですよーーー!

 

 

すぐに出てくるので混んでいてもそれほど待ちません。皆さんも是非お試しあれ!
 

 

 


食べ終わって外に出ようとしたんですが、もう傘も差せないほどの暴風雨!!

 

ランドマークには、壊れた傘の残骸が…

 

 



暴風雨が少しおさまる瞬間を狙って会場へ。
目の前のバス停にもポスターがありました。

 

 

 

 

アリーナといっても街中にあるホール規模の造り。
一応屋根はあるのですが、横なぐりの雨風をしのげる場所があまりないところに、何千人も殺到して、グッズの受け取りやチケットの本人確認などでごった返して…どの列に並べばよいのやら…でもともかく並ぶ…大変でした。

 

 


なんとか特典グッズを受け取って、VIPチケットの本人確認。
ここでは、チケットとファンクラブ会員証と写真付き身分証明書を出して、ちゃんと顔も確認してリストバンドを巻いてもらいます。


 

 


いよいよ入場!
VIPチケットは、少しだけサウンドチェックにも参加できるので、一般より2時間ほど早く入場できます。
結構人数多くて「アリーナ席全部VIPなの?」と思いましたが、この座席表でアリーナの前半分、AブロックからCブロックまでがViP席でした。

 

 

そして私はなんと!

C3ブロックの、前から10列目以内でした!!

 


真正面じゃーーーん!

肉眼で見えるじゃーーーん!!
 

 


時々ステージ脇で火柱があがるんですけど、その熱を感じるぐらいでしたよ!
 

 

 



アメリカ公演のあと、風邪をひいたのか咳が出てジャカルタ公演はかなり辛そうでした。
今回もやや咳は残っていましたが、レモン入りの薬茶?みたいなのをずっと飲んで喉を潤していました。

 

 


BTSのライブも、もちろん全力でパフォーマンスしていますが、今回、1人でワールドツアーをするとなると普段の10倍以上、精神的にも肉体的にもハードだったと思います。

 

でも流石でしたね。
落ち着いた佇まいでも会場を支配するオーラというか、アーティストとしての風格十分。

 

 

 

 

 

 

あの変幻自在な高速ラップは、ライブでも動き回ってても全くブレない。

 

 

 

 

 


リズムも抑揚も声色の変化も全部、ビシッと決まってて圧倒されました。
メイクもほとんどしていないようで、「等身大の30歳男性」としての存在感が素敵でした。

 

 

 

 

 

 

そしてどの曲も本当に完成度が高くて素晴らしい!
BTSの曲をほとんど手掛けたSUGAですからね、やっぱり彼の音楽性が好きなんです。


バンドの演奏も素晴らしかった!

音響もバランスも、非常にクリアで。
ギター、ベース、キーボード、ドラムの王道ユニットで、4人とも若い韓国のミュージシャン。
さすがSUGAのお眼鏡に適ったメンバーですね。ブラボー!

 

 

 

 

 

 

 


最初の曲「Heageum」で登場するときは、仰向けでダンサーたちに運ばれてきて床に下ろされ、本編最後の曲「AMYGDALA」では、また床に倒れてダンサーたちに運ばれて捌けていきました。

それはまるで王のようであり

殉教者のようでもあり


「Daechwita」に「I'm a king  I'm a boss」という歌詞がありますが、まさに彼は「King」でした。 

 

 

 

 

 


ラップはもちろん、かなり歌う曲も多くて、相当巧くなっていると思いました。。

ギターの弾き語り

 

 

 

 

ピアノの弾き語り

 

 

 

 

ダンサーとのコラボなど演出も様々、

 

 

後ろのスクリーン映像も凝っていて、ステージングセンスも素晴らしかったです。


坂本龍一さんとコラボした「Snooze」の時は、去年来日した時の教授とのひとときが流れ、会場からは大変心のこもった拍手が贈られました。





ステージは鎖で吊るされた15枚のテーブルになっていて、途中でどんどん、それが天井に吊り上げられていきます。
最後はすべてのステージが天井に。

 

 

 


結構早い段階からステージが無くなっていくので、「あーーー、遠ざかっていくーーーー」って感じですね。

 

 

ステージがなくなると、下のフロアには、ソファやピアノが置かれていて、

 

 

 

彼の日常のようなくつろぎ空間を醸し出しているのですが、そうなるとアリーナ席では全然見えないのが残念でした。

 


巨大なスタジアムでも映えるBTSのパフォーマンスとはまた違う、どちらかというとライブハウスのようなコンセプトだったかもしれません。

 

 

 


ブレイクタイムに流れるVTRは、2人のミン・ユンギが対立する構造なんですが、完成度も凄く高くてまるで映画のようでした。

 

 

 

最後の曲は「The Last」

まさにラスト

 

 

 

「Shit!!」と叩きつけるように吐き出したあと、振り返りもせずステージ奥に消えていく姿は本当にカッコ良かったです。




MCもほとんど日本語でした。

「盛り上がってますかーーー!」とかだけでなく「今回、4年ぶりの来日で  云々」とかなり長いコメントもしっかりと。

後半は「ここからは韓国語で話します」といって、通訳もついたのですが、韓国語で話したあとすぐに会場から反応があるので「え?みんな韓国語わかるの?通訳いらないじゃん(笑)」って言ってました。


ストリーミングで見ていた3日目には、いきなり「アミ…シカカタン」と言い出して、みんな「?????」だったのですが、どうやら「アミしか勝たん」と言いたかった模様(笑)

 

 


「アミ最高!」というのを伝えたくて、スタッフさんに教えてもらったんでしょうね(笑)
さっそく韓国アミの間でも話題になっているようですよ。





3日目はこんなスペシャルサービスも!

 

 

 

 







ともかく声出して盛り上げなきゃ!!と頑張りました!

普段そんな大声出すことがないし、爆音で自分の声が全く聞こえないから加減が分からなくて、最初は咳き込んだりむせたりしてしまって自分でもビックリ!
声帯が切れちゃうんじゃないかと思いました。


まぁなんとか「決め」の歌詞だけは叩き込んできたので、あとはわかんなくてもメロディーラインだけでも歌おうと。

 

意外と盲点だったのは英語歌詞の方でしたね。
韓国語は、日本語と同じようにほぼ1音に1音節が多いのですが、英語はリズムに乗せて発音するから、見た目の単語と発音が違うじゃないですか。

But, I'm thinking about you

って書いてあっても、実際は

 

バタンシキンバウチュ 

って歌うことになる。

 


I love, I love, I love myself
I love, I love, I love myself
I know, I know, I know myself

 

こういうのはみんな揃って歌えるんだけど、その次の

Y'all player haters you should love yourself

になると、みんな急に声が小さくなってモヤモヤになっちゃうっていうね(笑)
さすがにSUGAも笑っちゃってました。


いや、でも今年参戦したワンオクでも

 

 

ブルピンでも

 

 

こんなに歌うことなかったよ!
スタンド席では「イエー!」「フー!」ぐらいでほとんど声出す人もいなかったし。
日本のライブだと、歌うよりクラップの方が多くないですか?

 

 

 


まぁ自分史上、こんなに叫んで歌ったことはないです。

 

良く頑張った私!

 

完全燃焼!

 

楽しかった!

 

 


お陰様で今も

しがぬーまちぱーどー

 

 とか 

 

おそなるぐへじょ

 

 とか

いろんなフレーズが頭のなかでリフレインしています(笑)


会場も盛り上がってたし、私の後ろのお嬢さんは、とても良く通る声でしっかり歌ってくれたので心強かったです。
 

 



アンコールを待つ間、みんなが色々メッセージを描いたボードなどを掲げているのを、カメラが抜いてスクリーンに映してくれるのですが、ほぼ全部韓国語でした。

みんなちゃんと勉強してるのね、凄い。
4階席の女性が「4階も映してーーーーーー!!!」って何度も何度も叫んでて、ようやく映してもらえて可愛かったな。


2日目はライブビューイングで世界配信。
このボードがアップになって、世界中でバカウケしたそうです。

 



日本はスマホ厳禁なので、会場中がアミボムの光だけに包まれていて、それは本当に美しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、アミボム持ってるとクラップができないのと、だんだん振り方が全員で揃ってきてしまって、自由に飛び跳ねたりしなくなる、という弊害はあるかも。


以前、「Queen + Adam Lambart  THE RHAPSODY TOUR」で

 

 

「スマホOK」を体験しましたが、手を振り上げたりクラップしたり踊ったり歌ったりしながらスマホで撮影するというのはなかなか難易度が高い!と実感。
ブレないで撮影しようとすると静止しちゃうし、歌いながら動画を録ると、自分の酷い声がバッチリ録音されててゲンナリしました(笑)
私はライブ中、スマホなしの方がライブに集中できていいな、と思う派です。
演劇など「一期一会の舞台」という感覚に慣れているからかもしれませんね。


でも海外では撮影が当たり前だし、今回もライブ中、スタッフが巡回して見張っていたりするのはちょっとやりすぎかな~とも思うから、アンコールの時だけ撮影OKみたいなのがちょうど良いかな。
普通でも日本人はあまり騒がないから、これでスマホOKになると、みんなもっと静かになっちゃうと思う。


ただ、そうやってたくさんの海外ARMYが流して拡散してくれる情報から、私たちはとても恩恵を受け取っているので、何とも言えませんが。
 

 



当日はひどい天候だったので、色々余裕をもって行動。
なんとかアリーナにたどり着いても、

 

ライブグッズを受け取る人(予約できた人のみ)

 

FC特典グッズをもらう人(FC会員のみ)

 

VIPチケットの本人確認
 

 

 

この3種類の行列が入り混じっていて、一体どこにいつ並べば良いのやらさっぱり。
一応「時間枠」は決められていましたが、ほぼ意味がなかったと思います。
整列対応しているのも、バイトの男の子だから、色々きいてもわかんないですしね。
でも誰も文句も言わず、粛々と並んでいました。



 

 

 

の映画館での客層を見て薄々感じていたのですが、日本のBTSファンの年齢層は結構高い!
99.99%は女性で、圧倒的に40歳以上だったように思います。
「理想の息子」っぽい感覚なのかな?
次々若いアイドルに浮気せず、ずーーーっとこの先もBTSファンでいてくれそうだから安心です。

彼らは20代後半から30歳ですが、海外ARMYに比べると同年代の女性が少ないのが不思議。
VIP席だったからかな?スタンド席の方にはいたのかな?


でもBLACKPINKのように20代キャピキャピ女子が一杯で気後れすることはない!

 

感覚としては

 

「保護者会」(笑)

 

懐かしい。
それも中学高校生ぐらいの。

 


だから「初めまして~ 3年A組の○○の母です~」みたいなノリで

 

「どこからいらしたんですか?」

「ワクワクしますね」

 

なんて気軽に声かけできました。

 

今回の日本公演は、この横浜3公演だけですから、遠くから参加した人、1人で参加している人も多かったです。
近くの人と色々お話したり、「ソンムル」というプレゼントをもらったのも嬉しかったです。

 

 

こんなことは初めてです!他のライブではありえないですよね!!


主催者側からもらったのは、マスクとチケットとカード

 

 


アミボムも3年越しでようや使うことができました!

 


 

 

 


どの程度、ステージに歓声が届いたかわかりませんが、会場内はとても一体感があって、温かい雰囲気でした。

 

 


アメリカ、ジャカルタのARMYから受け取ったものを、2日目、3日目のARMYに引継ぎ、この先、タイ、シンガポールを経てラストの韓国ARMYまで繋ぐことができたんじゃないかなと思います。

 

 


そしてSUGAは多分、この先7人でまたライブができるように、必死でその空白を埋めようとしているのではないかとも思いました。
じゃなきゃ、これだけのハードなライブを3日連続なんてできないです。



日本公演の最後に、この笑顔を贈ることができて良かった。
 

 

 




長時間立ち続けで腰は死に、もちろん声は潰れましたけど、楽しかったーーー!!

あと、本当にカッコいいので、男性ファンも増えると良いな。