詐欺師のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)は、欲にまみれた者たちから大金をだまし取ってきた。
香港の裏社会を牛耳る女帝ラン・リウ(竹内結子)を新たなターゲットに定めた三人は、彼女が持っているはずのパープルダイヤを奪うために香港に行く。
なかなかランに近づけずに苦戦する中、天才詐欺師のジェシー(三浦春馬)が同じく彼女を狙っていることがわかり、さらにダー子に恨みを抱くヤクザの赤星栄介(江口洋介)が不穏な動きを見せる。
面白かったーーー!!
テレビで放送されているときも中々好きなドラマだったので、とても楽しみにしていたんですが、ちゃんと映画版としてスケールアップしていました!
これ、「アベンジャーズ・エンドゲーム」よりもっとネタバレ禁止!だわ。
何も書けないわ。
ともかく脚本の古沢良太さんが凄いですね。
香港ロケの雰囲気も存分に味わえるし、出演者のチームワークというか、キャスティングが凄くいい!
なんていうのかな~、いわゆる舞台俳優さんのような演技の巧さとはまた違って、(悪い意味ではなく)もうちょっとチープな感じの、力が抜けた演技というか、塩梅がいい、っていうのかな。
バランスやテンポがとっても心地いいんです。
実は、中盤辺りでちょっとダレるんですよ。
「え?今回のトリックってこんなもんなの?」って。
で、そこから一気に巻き戻しての種明かしが、まぁ鮮やかというか「え?そこまでさかのぼるの?!」って感じで怒涛のエンディングなんです。
エンドロールの後も、席を立ってはいけませんよ!
あのクールな楊端和はどこにいったの?ってぐらい、振り切ってる長澤まさみちゃんは言わずもがな。
今回は竹内結子ちゃんと三浦春馬くんが素晴らしいです!
振り幅広いわ~~!
前クールのドラマ「QUEEN」での竹内結子も結構好きだったんですが、それをもっと増幅させた感じ。
三浦春馬は、もうべらぼうにカッコイイのとゲスいのと、その落差がね!
あ~もうこれ以上、何も書けません。
見て!
5/18に2時間ドラマも放映されていて、これもまた中山美穂と広末涼子がイイ味出してて「おーーー!」って感じでした。
この年代の、元アイドルだった女優さんたちが、どんどん一皮むけて存在感出てきたのが素敵ですね。