モーガン・フリーマンにマイケル・ケインときたら見に行かなくっちゃ!
この二人、グランドイリュージョンでも共演してましたね。
けっこう足元がおぼつかない感じだけど、これも演技かしら?と思いきや、調べてみたら御年80歳と84歳!
いやーお若い。全然そんな年に見えません。
長年勤めあげてきた工場が買収され、年金が支払われなくなってしまった。
たまたま銀行強盗に遭遇したマイケル・ケインが、ローンの返済を理由に家を取り上げようとする銀行に腹を立て、それなら自分たちも銀行強盗をしてしまおうというお話。
年金とか住宅ローンとか腎不全とか、なかなか現実的かつ厳しい状況であり、現在の社会現象を反映しているのですが、おとぼけ3人組がほのぼのとしているし、余裕の演技なのでほっこりします。
おじいちゃんと孫娘の絆とか、唯一の目撃者である女の子の粋な証言とか、強盗方法を指南してくれた男が実は…!とか、最後お葬式かと思ったら!とか、面白い展開もありつつも、あまり主人公3人がスキルを発揮するシーンがないので、やや単調な感じ。
「RED」まで行っちゃうとやりすぎだけど、「ラストベガス」の方が面白かったかな。
それにしても邦題のダサいこと!
「ジーサンズ」ってなんですか!
原題の「Going in Style」の方がよっぽどスッキリしているのに。