LOGAN/ローガン | akaneの鑑賞記録

akaneの鑑賞記録

歌舞伎や演劇、映画、TVドラマなど鑑賞作品の覚書

 

本当は「キング・アーサー」を見るつもりだったんですが、ちょっとテイスト違うかな~と思って急きょ変更。
X-MENシリーズ、今まで劇場で見たことはありません。
地上波でやってる時ちょっと見たかな?ぐらいの知識なので、登場人物の背景がわからず、導入部はやや付いていけず。
チャールズ老人が薬が切れると強力な電磁波みたいなのを発してしまうのはなぜか?とか、そのお世話をしている白塗りお兄さんは誰?とか、その辺がわからない。
他にも目からビームの人とか、ブルーの皮膚の人とか、口から氷の息を吐く人とか仲間がいたように思うのですが、彼らはどうしちゃったんでしょうか?死んじゃったのかな?

そもそも、ヒュー・ジャックマンを始めて認識したのは「ニューヨークの恋人」ですからね。
いやもう、それはそれは美しい貴公子ですのよ。まさに白馬の王子様。
そのあとも「レ・ミゼラブル」のジャンバルジャンとか…「リアル・スティール」も結構感動系だったし。
だから、年老いてボロボロのヒューを見るのはちと辛かった。
脚は引きずってるし、髭ぼうぼうで疲れた顔、元は筋骨隆々だったけど今は衰えた体つき、常に咳き込んでいて酒浸り、ですもん。

 

ある組織が、ミュータントのDNA?でメキシコ人女性に子供(ミュータント)を産ませ、彼らを訓練して戦闘マシンにしようとしていたのですが、それ以外の手段が確立されたから、証拠隠滅のためにその子供たちを抹殺しようと画策、看護師の女性が1人の女の子をローガンに託すところから話は始まります。
最初は、もうミュータントには関わりたくなく!と突っぱねますが、組織が女の子を奪いに!
そのローラがめっぽう強い!そして手から爪が!
そう、彼女はローガンのDNAを受け継いでいるのですね。
ローラ役のダフネ・キーンちゃん。眼光鋭く戦闘能力抜群!
前半は全くセリフもなく、表情だけで演技しています。素晴らしい!
「キック・アス」のクロエ・モレッツちゃんは、いかにもアメコミっぽくてキュートで可愛い殺人マシーンでしたが、ダフネちゃんは違いますね。

「本気と書いてマジと読む」みたいな(意味不明)。

追手をなんとか振り切り、ノースダコタにあるミュータントの子どもたちの隠れ家「エデン」に連れて行くべく、車いすのチャールズとローラと3人での逃避行ロードムービーとなりますが、時折、子供らしい表情も見せるようになり、少しずつ心を開いていくローラ。

途中、立ち寄った牧場の主人が「ER」のベントン先生だったー!

殺されちゃうけど。

アクションはかなり凄惨で、R15なのもわかりますね。
ローガンはまさに死力を尽くして、ミュータントの未来を守り抜いて、力尽きたのでした。
娘であるローラの腕の中で。

まずはヒュー・ジャックマン様、本当にお疲れ様でした。
当たり役とは言え、17年間もこのキャラクターを演じてきたなんて…
ずっとこのシリーズを見てきた人にとっては、ものすごく感慨深い最終章でしょうね。
ローラとローガンの絆は、グッときました。

そもそもX-MENとはなんぞや?とWIKIを見てみましたが、あまりにも壮大な世界観になっていて理解不能。
まずは「X-MEN」と「ウルヴァリンZERO」のDVDを借りてみよう!