シネマ歌舞伎 阿古屋 | akaneの鑑賞記録

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歌舞伎や演劇、映画、TVドラマなど鑑賞作品の覚書



新橋演舞場、昼の部を観終わって、食事をしてから東劇へ。
阿古屋は歌舞伎座でも見ましたが、大画面でも見たくて。
バックステージやスタッフワークなど、
舞台を支えている人たちの描き方ががとても良いです。
玉三郎さんのお人柄なのかな。
なんでもないシーンのようでいて、
他のドキュメンタリーとは違った視点から取り上げていて。
「阿古屋」という演目を後世に残していく。その責任感と気迫がこもった映画でした。
多分もう舞台では演じないのかもしれませんね。
団十郎さん、勘三郎さん、三津五郎さんたちが亡くなってできてしまった大きな大きな溝に
大幹部の方たちが必死に橋をかけてくれているような気がします。
10年後の歌舞伎界はものすごく様変わりしているでしょうね。
続々と生まれてきているたくさんのタマゴちゃんたちにも、
その思いがしっかりと伝わっていきますように。