韓国ドラマ「DP 脱走兵追跡官 2」観る 1を観てから2を サスペンスになってた徴兵制の闇を描く
ランク Bの上~Aの下シーズン2を観る前に もう一度、シーズン1を観直しましょう!つまり、明らかに続編ですので、 1のエピソードが、2に持ち越されています! (約1年振りに2を観たら、 1のエピソードが曖昧にしか記憶にないので 1であれはどうだったのか?と 思い出しながら観てしまうので 集中力が落ちたもので・・・トホホ)ズバリ、1より作品の質が、少し落ちて、 サスペンス物になっていたのが 残念でした。何てったって、DPの魅力は 各脱走兵の逃亡理由と追跡の面白さです。軍隊では、イジメは当たり前にあります。 (日本映画の傑作、 山本薩男監督「真空地帯」を 是非、観て下さい!)理由は、「突撃!」と命令された 砲弾、銃弾の雨霰の中へ 死ぬと思っても 突っ込んでいかないといけません。人権無視の無理難題、生死を賭けた 不条理の世界が戦場なのです。 (プーチン戦争のSNSを観て下さい。 私は、「ウクライナ戦争」と言うよりも プーチンが始めた戦争だから 「プーチン戦争」と言うことにしています)「嫌だ!」と言えないのが、戦場なのです。このドラマのように、 軍隊イジメから、多くの悲劇が生まれます。 (自衛隊でも、 イジメが原因といえる自殺が 続いています・・・嗚呼 セクハラもだなあ・・・トホホ)軍隊イジメは、軍隊の宿命です。 (軍隊の訓練自体が イジメ同然のシゴキだからなあ・・・嗚呼)このドラマの魅力は、 脱走兵が生まれた背景を 主人公二人の追跡官が 解き明かしていくところです。シーズン1は、脱走兵エピソードが中心でしたが 2では、軍隊内の隠蔽体質の問題点を 真正面から取り上げています。脱走兵の犯罪は、個人の責任なのか? 徴兵制を強いる国家の責任なのか?追いつ追われつの、サスペンス物、裁判物に 変質しているのが、シーズン2でした。もちろん、脱走兵エピソードがあり 世界中で課題となっている ○○○○(ドラマを観てね!)エピソードを しっかりと描き込んでいるのは 流石です。 いいエピソードです。 (少し、ホロリときました・・・嗚呼)どちらかとうと、暗い話の連続なのですが 笑いもバッチリあり、 シナリオ完成度の高さは抜群です。非武装地帯にある部隊のエピソードでは 過酷な朝鮮半島分断の悲劇が 語られています。 (私は、北朝鮮を1週間旅行したので 北朝鮮側からの板門店、非武装地帯を 訪問したことがあります。 テーマ記事「北朝鮮旅行記」に 書いてあるので読んでね!)芸達者な俳優陣が 堅実な演技をするので、 安心してドラマに没入できます。 (いい味を出していたのは 便利屋の小悪党と ○○○○脱走兵でした。 ほんまに韓国俳優陣の 個性的で幅広い役者層に 敬服いたします)ただ、残念だったのは、悪役の二人でした。典型的な悪役像(「水戸黄門の越後屋)を 演じるので、リアル感が薄れてしまったことです。勧善懲悪ドラマなら、悪役らしい悪役で いいのですが、単純な善悪の判断ができない 思想的、社会的問題がテーマのドラマですので 悪役の演出を、控えめにすれば リアル感が出て、よかったのにと 思いました。 (これが、1に比べて、評価が下がった理由です)もう一度、1と続けて、観直して下さい。 (私のように1年振りに観るのは、避けましょう! ひょっとしたら、1、2を続けていたら いい評価になったかもしれません。)同時期に撮影したものを 1と2とを、別々に時期をずらせて 公開したのでしょうか? (もしそうなら、1、2同時に公開すれば 良かったと思いました)ラストのどんでん返しは、 韓国シナリオ作成の伝統芸でした。 (裁判シーンも!) 是非ご覧下さい。韓国徴兵制が、韓国青年の人生に 多大な影響を与えることを教えてくれます。 (「プーチン戦争」のロシア動員兵は もっと悲惨です・・・嗚呼)最後に、このドラマに限らず、 アクションにいつも妻は、 疑問を持っていました。妻 「あれだけ殴り合いをしたら、 歯が折れ、顎骨折、鼻骨骨折、 顔面骨折、脳震盪、脳挫傷を 起こして、すぐに動けなくなるはずよ。 だから、ありえないのよ」 妻は看護師なので・・・ (気弱な私は、殴り合いの喧嘩を したことがないので よく分からないのですが・・・トホホ)ラストシーンで、除隊をした戦友を登場させ、 ちょっとした仕掛けをするのが 心憎かったです。約1年半?の徴兵制が、 青年たちの人生観、価値観を 変えてしまう恐ろしさを 描いた傑作ドラマです。是非ご覧下さい。シーズン3が 制作されるのは、間違いないと思いました。 *****************************************************************ここからは、観ていない人は 読まないで下さい!************************************************************************************************ゲイ役のペ・ナラの演技を観て妻 「丸山明宏にそっくりじゃない!」唄う歌も、いいんだよなあ・・・嗚呼。ほんまに、韓国演劇俳優界は 豊かな才能、人材に溢れています。 (日本に比べたら、羨ましい限りです。 日本なんて、いつも同じパターンの 演技、俳優しか出てこないもんなあ・・・トホホ)