プリトヴィッツェ湖群国立公園★クロアチア・スロベニア旅行★その6★ | 色の宝石箱 Larimar ラリマー
旅行5日目
9月29日(日曜日)は
朝8時にホテルを出発
プリトヴィッツェ湖群国立公園内を
3時間ぐらいハイキングしました。
泊まったホテルJezeroは
プリトヴィッツェ湖群国立公園の
中心部に位置し
最大の湖のコジャク湖から
わずか徒歩300mにあります。
でも、行はバスで移動して
別の入り口から入りました。
ホテル内駐車場で見つけた車!
下の写真の車には
プリトヴィッツェ湖群国立公園の
マスコットのクマが描かれています。
可愛いですね~
プリトヴィッツェ湖群国立公園は
ユネスコ世界自然遺産に登録されています。
クロアチアでも代表的な観光地です。
プリトヴィッツェ湖群国立公園の
16の湖と92の滝が織りなす
幻想的な水のハーモニーは
まさに自然が生み出した神秘です!
16の湖は
標高639メートルから150メートルまで
階段状の滝でつながっています。
湖と湖の間が滝で繋がれている感じです。
こんな湖は珍しいですよね
園内は大きく分けて
下湖群エリアと上湖群エリアに
分かれています。
両方周ると所要時間は4-6時間ぐらいで
下湖だけなら2-3時間だそうです。
私達は大滝を含め
撮影スポット満載のマストコース
下湖群エリアを周りました。
今回行けなかった上湖群エリアは
神秘的な趣がとても素敵だそうです。
もし、もう一回!
プリトヴィッツェ湖群国立公園へ来れたら
上湖群エリアを歩きていですね
たぶん来れないでしょうが・・・
入場券売り場
入場券
これから、湖に沿って
現地ガイドさんが言うには
公園内はスリがとても多いとの事
彼らは入場券を払ってやってくるので
すごく頑張ってお仕事するそうです
スリには若い女の人も多いそうで
くれぐれも持ち物には
気をつけて下さいと言われました。
ほんとはこの場所は
大滝 高さ約78mの
「プリトヴィッツェ滝」を
見る絶景ポイントだそうですが
朝は霧が濃くて
残念な事に綺麗に見えませんでした
山の斜面には
可愛らしい野生のシクラメンの花が
たくさん咲いていました。
エメラルドグリーンの
水面がとても神秘的で綺麗です。
紅葉には少し早かったようで
でも、ところどころ赤くなった葉を
見ることが出来ました。
水はすごく透明で
静かな湖面は鏡のように
周りの景色を映しています。
綺麗ですね~
見ているだけで癒されます。
魚もたくさん泳いでいます。
ほんと!美しい~
景色は見ないといけないし 写真は撮らないといけないし 動画も撮りたいで・・・ ガイドさんから
はぐれない様にしなければです
スリにも気をつけないとね
綺麗すぎ~
まるで河に居るようです。
でも、ここは湖です
たくさん写真と動画を撮ったので
しばらくご覧ください
マイナスイオンが半端ない いっぱい浴びました
太陽も透き通った湖面に映っています。
魚も透き通った水の中を
気持ち良さそうに泳いでいます。
良かったら動画で魚さん達を見てね
ミラノヴァッツ湖からガヴァノヴァッツ湖へ
階段状に流れ落ちる美しい滝は
「ミルカ・トルニナの滝」
下湖群の中でも最も美しいと言われています。
プリトヴィッツェの美しい自然を
とても愛した女性ミルカ・トルニナは
19世紀末から20世紀にかけて
世界的に活躍した有名なオペラ歌手です。
オペラ公演で得た収益金を
公園の保護整備協会に寄付したそうです。
その功績を称え、この滝に
ミルカの名前が付けられてと言われています。
写真は
ミルカ・トルニナの顔が入ったプレートです。
ちなみにヨーロッパで売られている
人気のチョコレート「ミルカ」は
鴨も居ます。
陽の光がほんとに強くて
まぶしかったです
戻るときはコジャック湖を遊覧船に乗って帰りました。
クロアチアは1990年の内戦で
ことごとく美しい風景が壊された
悲しい過去を持っています。
バスの中から見た景色
機関銃で撃たれた穴だらけの建物も
何件か見ました。
内戦が終わって家に戻り穴をふさいで
きれいにした家もあるそうですが
そのままの状態で
残している家もあるそうです。
プリトヴィツェ湖群国立公園も
例外ではなく
1979年に世界遺産に
登録されたものの
1990年からの戦争の被害により
「危険にさらされている世界遺産リスト」
に登録されました。
その後、精力的な修復が行われ
現在はエメラルドグリーンの
幻想的で美しい姿に復活し
自然遺産として登録されています。
クロアチアは美しい街並み
国に戻って良かったですね。
どこの国でもですが
ほんとに戦争はもう
二度と起きて欲しくないですね。
平和で美しい
プリトヴィッツェ湖群国立公園に
観光に行けて良かったです。
次へと続きます。