赤ちゃんの皮膚や白目が黄色くなる黄疸。娘ミントは母乳性黄疸で生後2ヶ月くらいまで黄疸が続き心配しましたが、3ヶ月近くなったらみるみる白くなっていきすっかり何ともなくなりました。

 ところがミントが1歳3ヶ月くらいの頃、彼女の手のひらや足の裏が黄色いことに気づきました。黄疸の再発?それとも肝臓病?!と心配し、小児科で相談しました。

 すると医師は手際よくミントの顔と手と足を見て、
 「野菜ジュースを飲んでいませんか
 と言いました。

 「いえ、飲ませていませんが…」
 でもこれってもしかして、と思い当たることがありました。
 「ただにんじんとかカボチャが好きでよく食べるんですけど、もしや」

 「そうです。黄色い食べ物を食べるから黄色くなるんですよ

 !!なんと、冬場にみかんを食べ過ぎて手のひらが黄色くなるのと同じだったのです!まんま「柑皮症」という病名(?)もあるんだとか。でも黄色くなるだけで特に体に害はないとのこと。
 黄疸との見分け方は、白目。白目が黄色くなっていれば黄疸、白目は白ければ黄疸ではありません
 最近は健康のためにと緑黄色野菜を含む野菜ジュースを飲ませる親が多いので増えているんだそうです。また、母乳からカロテンが移行することもあるそうで、母乳で育てられている赤ちゃんの手足が黄色い場合お母さんが緑黄色野菜を多く摂っているということも。
 もっとも、柑皮症は黄色いだけで害はないですから緑黄色野菜を減らす必要は原則としてありません(野菜ジュースの中には糖分を多く含む物があるので、糖分の取りすぎや虫歯の予防という面から減らした方がいいケースもあります)。

 ミントの場合は特に対策はしませんでしたが、大きくなるにつれて黄色みはまた目立たなくなっていきました。ああ驚いた。
 一日最低一切れカボチャを食べる1歳女児の方がびっくりかもしれませんが汗
 主に生後間もない赤ちゃんの皮膚や白目が黄色くなる、黄疸。産後の入院中に発見され治療が行われることも多いのですが、今日は「退院後になかなか黄疸が引かなかったら~母乳性黄疸」についてお話しします。

症状は?
 前回お話しした通り通常1週間程度で消えていくはずの黄疸が1~2ヶ月も引かない、というものです。生後1ヶ月健診の際に残っていてそこで指摘されることもあります。

原因は?
 特に母乳で育てている場合、考えられるのは母乳性黄疸です。母乳を飲むと黄疸の元であるビリルビンという物質の分解を抑えてしまう物質ができるために黄疸が長引くのです。
 他に胆道閉鎖症や肝炎、甲状腺機能異常や代謝異常などでも黄疸が長引きます。

家庭でのケアは?
 まず、黄疸以外の症状がないか注意します。白っぽい便が続く、尿が褐色になる、手足がだらんとなる(筋肉の緊張低下)などの症状があれば肝臓などに異常がある疑いがあります。速やかに病院へ
 上記のような症状がなく、母乳で育てていれば母乳性黄疸の可能性が大きいでしょう。医師の診察を受けると確実です。
 母乳性黄疸に対して家庭でできるケアとして、赤ちゃんを自然光に当てます。光に当てることでビリルビンが排泄されやすくなります。ただし直射日光はNG!紫外線は有害です。特に夏場はレースのカーテン越しくらいの光で十分。
 昼寝しやすいんじゃないかと昼間でもカーテンを閉め切って真っ暗、というようなことは避けて、適度に自然光が入る環境においてあげると良いでしょう。これは赤ちゃんが昼夜の区別をつけていくのにも有効ですよ。
 母乳を中断すれば黄疸は引きますが、赤ちゃんにとってもお母さんのおっぱいにとってもあまり良い手とは言えません。母乳性黄疸であれば基本的にいずれは引いていく害のないものですから、母乳を続けながら様子を見ていくことができます。(重症ではない母乳性黄疸であれば、ですので医師に確認を)


 ミントが生まれた時なかなか黄疸が引かなくて、1ヶ月健診の後も2週おきに病院に通う羽目に。5月末生まれでしたからちょうど今頃の暑い最中に抱いて病院まで歩いていきました。自分自身も産後1~2ヶ月ですから暑さとのダブルパンチでふらふらだったのを覚えています。
 初夏生まれだし寝室(ミントを寝かせている所)には自然光がきちんと入っていて、新生児訪問の助産師さんも「光に当たっているのに黄疸が引かないのねぇ」と首をかしげていました。個人差でどうしようもないこともあるようです。

 そんなミントが1歳半くらいの時、また黄疸?が出たのです。手足が黄色くなっている…!慌てました。
 明日は黄疸番外編として「黄疸と間違いやすいある症状」についてお伝えします。

子どもの病気・けが・健康よろず事典-天使のねむりベビーマット
 暑いですね。mint-momは妊娠35週に入りました。あと1週間で臨月です。せり出したお腹(病院で寝て計測する腹囲が94cm、普通に立ってウエストを測ると102cmある)はまるで湯たんぽを巻き付けているかのように暑苦しく重い…。普段は電気代節約とエコの観点からつけないエアコンつけちゃいましたべーっだ!

 さてそこで出産準備として、今日は赤ちゃんの病気の一つ、黄疸を取り上げてみます。

症状は?
 赤ちゃん(主に新生児)の皮膚、白目などが黄色くなります。血液中のビリルビンという物質が多い状態です。

原因は?
 新生児に起こる生理的黄疸の場合、お母さんのおなかの中にいる間には必要だった赤血球が生まれると不要になりそれを破壊してビリルビンが作り出されるのが原因です。日本人の赤ちゃんにはこの生理的黄疸はよく見られ、生後2~4日のうちに現れ、生後1週間ほどでピークを迎えて消えていきます。生理的な作用なので心配要りませんが、あまりにビリルビンの値が高いと核黄疸という状態になり後遺症などが残る危険があるので、積極的な治療が行われます。
 また、肝臓の異常や胆道閉鎖症など、生理的要因とは別の原因で黄疸が起こっている場合もあります。
 母親と赤ちゃんの血液型が違う(血液型不適合)場合、その組み合わせによって赤ちゃんに貧血と強い黄疸が起こることもあります。この黄疸は生理的黄疸と違い、出生直後から起こります。

治療は?
 光線療法といい、保育器の中で赤ちゃんに害のない緑色の光を当てます。目は保護するためにガーゼなどで眼帯をします。こうすることでビリルビンが排泄されやすくなります。
 もっと症状が重篤な場合は交換輸血が行われます。赤ちゃんの血液を取り出し、新たな血液を輸血します。
 原因が肝臓や胆道にある場合はそれに対する治療が行われます。

 基本的に出産直後に発覚する黄疸は入院中の病院で迅速適切な対応がなされますのである意味安心です(もちろん赤ちゃんだけ小児科に移動になったりしますので、心配は心配ですが…)。
 しかし退院してからなかなか黄疸が引かない、ということがあります。先に述べた肝臓や胆道の異常のこともありますが、特に母乳で育てていれば母乳性黄疸ということの方が多いと思われます(胆道閉鎖症は稀な病気です)。
 明日はそのように退院後に黄疸を疑ったら、についてお伝えします。