テルマエ・ロマエ | Promised Land -帰りたい何処か-

Promised Land -帰りたい何処か-

わたしにとっての「約束の地」はどこなのか?

その答えを今探しています。

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今、めっちゃ眠いです。

なぜなら、最近早寝早起き生活しているので、夜は11時を過ぎたらもうお眠りモードなのに

昨日は帰宅したのが午後11時40分頃だったから。



じゃあ、なぜそんな遅くに帰宅したかというと・・・・。

夫と映画を見に行っていたからです。

またまたラッキーなことに、数か月前懸賞ベル

映画鑑賞無料ペアチケット(平日限定)が当たりました。

有効期限が今月末までになっておりまして、

今月中の上映で何が観たいか考えたところ、阿部寛主演の「テルマエ・ロマエ」が

観たいなあと思い、レイトショーで見に行ってきたわけです。。



Promised Land -帰りたい何処か--テルマエ・ロマエ

あらすじ

古代ローマ帝国の浴場設計師ルシウスが現代日本にタイムスリップし、

日本の風呂文化を学んでいく姿を描くコメディドラマ。生真面目な性格で

古き良きローマの風呂文化を重んじる浴場設計師のルシウスは、ふとした

きっかけで現代日本にタイムスリップ。そこで出会った漫画家志望の

女性・山崎真実ら「平たい顔族(=日本人)」の洗練された風呂文化に衝撃を受ける。

古代ローマに戻りそのアイデアを用いた斬新な浴場作りで話題となったルシウスは、

時の皇帝ハドリアヌスからも絶大な信頼を寄せられるようになるのだが……。



「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞したヤマザキマリの

同名コミックを阿部寛主演で実写映画化。映画オリジナルのヒロイン・真実を上戸彩が

演じる。監督は「のだめカンタービレ」の武内英樹。


漫画が原作だと聞いていたので、正直あんまり期待はしていませんでした。

物語の初めの方は、タイムスリップしたルシウスが現代日本の風呂文化(私たちにとっては

当たり前の物)をいちいちものすごい真剣に驚愕している様子がとっても面白く、

笑ってしまいました。(他のお客さんも結構笑っていました)


でも、ハドリアヌス帝(市村正親)に出会ったころから、だんだん物語自身が歴史と

絡んできて、また現代の顔の平たい族の真実がラテン語を覚えてルシウスと会話

できるようになってその上古代ローマ時代にタイムスリップするあたりから

今までのコミカルさからシリアスさに移っていき、最後ルシウスと真実が別れるあたりなど

本当にホロッとくるような場面もありました。


いやー、思った以上に面白かった。

評判が割にいいことと、4月終わりに富山に行った時に、このテルマエ・ロマエで出てくる

先頭の桶(ケロリン、ただし作中ではクロリンになっていたけれど)を提供したと掲示してあった

ポスターに描いてあったりして何となく親近感があったくらいの軽いノリで観に行ったけど、

なかなかどうして、笑いあり、じんとくるプチ感動あり、古代ローマ史に興味を持たせるような

ふりありと、非常に楽しめました。



ルシウスが最後、真実に言う言葉。

「そなたの言葉を借りれば、『わたしももうちょっともがいてみるよ』だな」

「そなたに会えて良かった」


初めてルシウスは真実にやさしく笑いかける。



いやー、ほんま、繰り返しになるけど楽しい映画でした。

オススメです。